＜内閣総理大臣杯第55回日本社会人ゴルフ選手権第1日＞1番、ティーショットを放つ原辰徳（撮影・大城　有生希）

　◇スポニチ主催内閣総理大臣杯第55回日本社会人ゴルフ選手権第1日（2024年10月3日　神奈川県　相模原GC東C（レギュラー＝7266ヤード、シニア＝6944ヤード、共にパー72）） 【写真あり】元巨人監督　義妹と仲良し2ショット 　社会人日本一への最終ステージが開幕し、レギュラークラスは22年覇者の竹澤瞬（36）が4バーディー、3ボギーの71で回り、1アンダーで2位に3打差と抜け出し、シニアは西川幸一郎（68）が74の2オーバーで2打差のトップに立った。なお最終日も18ホールが予定され、晴れの日本一が決まる。 【竹澤　唯一のアンダー】 　＜レギュラー＞竹澤が深いラフに速いグリーンを攻略してただ一人アンダーをマークした。「パットのタッチが良く、3メートル前後が入ってくれました」と振り返った。湘南歯科クリニックに勤める歯科医で、優勝に伴う10年のシード保持者。「予選なしで全国大会に合わせて準備しやすい」と語る。前回22年の優勝も同じ相模原の東コースで「難コースなので貯金を生かしたい」と2度目の優勝で永久シードを狙う。 【巨人前監督・原氏は82】 　＜シニア＞相模原GCの推薦で2度目の出場となった前巨人監督の原辰徳は82のスタート。ハンデ5・5を持つが「何度もプレーはしてますが、今日は大会に合わせてラフもグリーンも難しい」と苦笑いした。現場を離れた今季は「コースは週2回、真剣にやっています」と今月のシニアツアー、ファンケル・クラシックにも出場を予定。巨人のクライマックスシリーズに向けては「若い指揮官を含めチャレンジャー。先手必勝で」とエールを送った。