韓国サッカー界に衝撃! 代表監督選考を巡る大騒動への“政治介入”にFIFAが警告発動→W杯出場剥奪の最悪シナリオも。韓国政府側は「制裁を受けるほどの干渉ではない」
2015年にはクウェート協会が厳しい制裁を受けた
現地10月2日、韓国サッカー界を揺るがす事実が明らかにされた。 この日、韓国政府の文化体育観光部(韓国文体部)が記者会見を開き、大韓サッカー協会(KFA)に対する監査の中間報告を行なった。KFAは韓国代表のユルゲン・クリンスマン前監督とホン・ミョンボ現監督の選考段階において、規定に反するアプローチや不透明な形での面談などがあったと指摘されており、とりわけホン・ミョンボ監督の就任を巡るドタバタ劇に関しては、ファンやメディアから批判的な意見が殺到している。 【画像】韓国チア界が誇る“9頭身の女神”アン・ジヒョンの厳選ショットを一挙チェック! 新政権の船出となった9月の北中米ワールドカップ・アジア最終予選(パレスチナ戦)では、ホームゲームで痛恨のドローに終わると、KFAへの不満を持つスタンドのサポーターから大ブーイングが巻き起こった。そして世論の反発を受けて韓国文体部が調査に乗り出す。9月24日にはチョン・モンギュ会長やホン・ミョンボ監督らが国会の公聴会に召喚されるという異例の事態に発展していた。 さらに同30日、今度はユン・ソンニョル大統領までもが声明を発表。「韓国国民から大きな関心と愛情を注がれる代表チームの監督選考は、公正かつ責任あるものでなければならない。真相を明確にして間違った慣行を正す改善策を準備すべきである」と踏み込んだのだ。 こうした状況を受けて、FIFA(国際サッカー連盟)が動いた。KFAに対する政府の介入を問題視し、警告文を送付してきたと韓国メディアが一斉に報じたのである。 FIFAは加盟国の政治的中立性を重要視。定款14条で「各国サッカー協会は第三者の干渉を受けてはならない」と定め、加えて同15条では「政治的な干渉から独立しなければならない」と明記している。2015年にはクウェート政府が国内のあらゆるスポーツ団体に介入できるように法改正を行なったことで、FIFAはクウェート協会に制裁を科した。2018年ロシア・ワールドカップのアジア予選出場を禁じるなど、全カテゴリーへのペナルティを言い渡したのである。 現時点でFIFAは動向を注視している段階ながら、今後の展開次第では懲戒処分もありうるだろう。ニュースメディア『マイデイリー』は「引き続きKFAが政治加入を受けるようならば、韓国代表のワールドカップ出場権が剥奪されるという最悪のシナリオも想定される」と伝えた。 韓国放送局『聯合ニュース』によると、韓国文体部は「FIFAから制裁を受けるほどの干渉ではない」と主張しているという。同部はホン・ミョンボ監督の選考過程において手続き上の過失や不透明さはあったものの、「監督との契約を無効だと判断するのは難しい」との見解を示した。そのうえで「KFAの独立性は尊重されなければならない。これは彼らの専門的な分野である。みずからよく検討し、国民の声や常識の観点で判断することを望む」と、あくまでKFAの自主的な解決を促した格好だ。 ただ、KFAサイドは韓国文体部の声明に対して「手続き上の不備はなかった」と依然反発しており、まだまだ騒動は収束の気配をみせていない。 はたして前代未聞の“監督人事スキャンダル”はいかなる結末を迎えるのか。韓国文体部は10月末に、最終的な監査報告を発表する予定だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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