コパ・アメリカの「大会ベスト11」を各国メディアが発表! いずれもブラジル勢はゼロ…メッシの選出はデータが正当化!?
同メディアは、E・マルティネスを「メッシを除けば、アルゼンチンでは彼以上に価値のある選手はいない」と絶賛。アランブルに対しては、「レアル・ソシエダの21歳はファイナルサードで20回のタックルを成功させ、準々決勝ではアシストも記録」とそのプレーを振り返り、サンチェスを「大会を通じて素晴らしい活躍を披露」、ロメロについては「急速に世界最高のDFのひとりとしての地位を確立」と評している。 ウルグアイのMF2人に対しては、バルベルデに「なぜ最高の中盤選手であるかを証明した」、ウガルテには「クラブ(パリ・サンジェルマン)でも代表でも、明るい未来が待っている」との賛辞。ハメスの“復活”を「この嬉しい出来事は今大会で最も素晴らしいストーリーのひとつ」と歓迎した。 そしてFWでは、シャッフェルバーグに「ナッシュビルSCのFWは安定したパフォーマンスで、カナダの傑出した存在となった」、ディアスに「準決勝ウルグアイ戦で勝利に貢献し、自身がいかに貴重な存在かを示した」、L・マルティネスに「この大会はインテルの選手にとって国際舞台でのリベンジの機会となり、彼は攻撃の起爆剤となった」と、それぞれ寸評を綴っている。 ところで同メディアのベストイレブンには、アルゼンチンをエースとして牽引し、決勝では66分に負傷のため涙の退場を余儀なくされたメッシの名前がないが、一方で開催国アメリカの大手放送局である『NBC』のスポーツ専門サイトは、また新たなタイトルを手にしたレジェンドを「名誉あるチーム」に加えた。その顔ぶれは以下の通りだ。 GK:マキシム・クレポー(カナダ) DF:ダビンソン・サンチェス(コロンビア) DF:クリスティアン・ロメロ(アルゼンチン) DF:カルロス・クエスタ(コロンビア) MF:ホセ・アンドレス・マルティネス(ベネズエラ) MF:フェデリコ・バルベルデ(ウルグアイ) MF:マヌエル・ウガルテ(ウルグアイ) MF:アクレシス・マク・アリステル(アルゼンチン) MF:ハメス・ロドリゲス(コロンビア) FW:リオネル・メッシ(アルゼンチン) FW:ラウタロ・マルティネス(アルゼンチン) 同メディアはメッシの選出について、「少しばかり驚かれるかもしれないが、彼は大会最多となる7つの絶好機を含む13回のチャンスを創出し、アシスト期待値は1.7、90分あたりのゴール期待値とアシスト期待値の合計は0.85と、いずれも今大会のトップ3にランクされるものだった」と、データを用いてその正当性を訴えている。 構成●THE DIGEST編集部
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