「生姜湯」は体を温めるだけじゃなかった!驚くべき3つの効果を専門家が解説
生姜は、古くから健康と美容に良い食材として親しまれてきたスパイス。そんな生姜をお湯で割った生姜湯は、寒い季節に体を温めるため、飲む機会が多い人もいるだろう。ここでは、「生姜湯」の効果を管理栄養士の荒井名南さんがご紹介! 【写真】生姜湯を飲む際の注意点は? ▼荒井名南(あらい・めいな)さん/管理栄養士、健康食育ジュニアマスター、離乳食アドバイザー
生姜湯の効果とは?
①体を温める 「生姜には『ジンゲロール』という辛み成分が含まれます。血行促進作用があり、体を温める効果があります。また、生姜を加熱するとジンゲロールが『ショウガオール』に変化し、胃腸を刺激して内臓の働きを促すため、体の中から温まり冷え性の改善に繋がります」 ②ダイエット効果 「生姜湯は温かく物理的に体を温めることに加え、生姜の『血行が良くなり内臓の働きが促される』という効果も重なり代謝アップが期待されます。結果としてダイエットにもつながるでしょう」 ③免疫力の向上 「また、ポリフェノールの一種であるジンゲロールには『抗酸化作用』があり、活性酸素という体内に溜まると細胞を傷つけてしまう物質を排除するため、生活習慣病の予防や老化防止、免疫力の向上に寄与します」
生姜湯の作り方
・準備するもの:お湯(2ooml) ・すりおろし生姜(小さじ1) ・はちみつ(小さじ2) すりおろした生姜とはちみつをマグカップに入れ、お湯を注げば完成です。はちみつは砂糖でも代用可能です。手軽に作りたいときは市販の生姜チューブを使っても作れます。生姜チューブは『調味料』であるため、生の生姜を使うより健康効果は低い可能性がありますが、手軽であるという点で重宝します。量は味をみながら調整してください。