「オリオンホテル那覇」なら、究極ビールも“無菌”カキも大行列の沖縄“生そば”も、ぜ~んぶ楽しめる!【後編】
「ここでは、やちむんづくり体験ができます。たとえば小さなシーサーづくりの場合、器用な方なら約1時間、そうでない方でも1時間半あれば、体験可能です。ほかに、ロクロを回しての器づくりや、用意された皿への絵つけといったメニューもあります。いま台の上に乾かしてあるのが、昨日、体験された方々の作品です(写真左)」 作品たちはこのあとプロの手で焼かれ、約1ヵ月後に体験者のもとに届けられるのだという。時間があれば、やってみたかった! 道場の庭を飛び回るチョウチョを眺めながら、そう思った。
そうこうしているうちに、もうお昼どき。同じ壺屋地区にある、“いま、沖縄でもっとも流行っている”といわれる沖縄そばの新店、「EIBUN」に行ってみよう。 店前につくと、評判通りの大行列(写真左)。しかし! 事前に情報を入手していた私は、店の開店1時間前、朝10時には、店前に用意された「待ち表」に記帳しておいたのだ。というわけで、待ち時間10分ほどで入店できた。この暑さだから助かった! さっそく、三枚肉、まかない肉、本ソーキ3種類の肉が載った一番人気の「BUNBUNそば」を珍しい「生麺」でオーダー。沖縄の炊き込みごはん「じゅーしー」もつけた。
運ばれてきたそばは、スープの豚骨とカツオの香りがなんとも食欲をそそる。ネギ増しにしたので、色合いも美しい。麺をすする。この太ちぢれ生麺、食感がモチモチで、とにかく旨い! 那覇で一番人気というのも納得の味だ。じゅーしーはあっさり。最後はそばのスープをかけ、茶漬けふうにしていただいた。このコンビネーション、最高! とまあ、こんなふうに、まち歩きも楽しめる(暑いけど)オリオンホテル那覇。このあたりで泊まるなら、絶対のオススメだ。 Text & Photo:舩川輝樹(FRaU)