《年末年始の家計防衛術》電気代を抑えるワザ 「コンセントを抜く」は意味なし、「TVの主電源を切る」は余計に電気代がかかる
“もったいない”と古い家電を使うのは電気代がかさむだけ
「もったいないから」と、古い家電を何年も使い続けるのは、ムダな電気代がかさむだけだ。 「特に冷蔵庫は10年前のものと比べて、最新型では消費電力が約半分。301~350L型の場合、新しいものに買い替えれば年間で約8000円も電気代を減らせます」(黒田さん) 余裕があれば、洗濯機の買い替えや食器洗い乾燥機の購入も検討しよう。前出の二宮さんは言う。 「いずれも少ない水で効率的に洗うことができ、水道代の節約になります。水道代を節約しようと、風呂の残り湯を洗濯に使うのは残り湯に雑菌が繁殖するリスクや、それを洗い流すためにかえって大量の水が必要になることもあるのでおすすめしません」(二宮さん・以下同) 水道代節約のために湯船やトイレタンクに水を入れたペットボトルを入れるのも「ムダな努力」だ。 「ペットボトルを入れることで流れる水の量が減り、詰まりの原因になります」 ※女性セブン2024年11月28日号