「折紙工学、メタマテリアルで製造業を変える」 Nature Architects の須藤海CEO
■麻布テーラーのスーツ
麻布テーラーの「コンチネンタルモデル」をベースにしたオーダースーツ。幅広のラペルをはじめ、随所にクラシックなデザインを取り入れながら、すっきりとモダンに着用できるスリーピースとしている。上質な生地の良さを体感できるように軽快な仕立てとし、マニカカミーチャと呼ばれるシャツのような袖付けと相まって全体的に柔らかなムードが漂うのも特徴だ。スーパー150’S素材のみを厳選して使用するベストセラーコレクション「オーストラリス」を、特別に太めの60番手双糸で織り上げたことで、元来の光沢感としなやかさはそのまま、ハリコシと耐久性をプラスしている。スリーピーススーツ19万4700円(オーダー価格・納期約4週間)、シャツ1万7600円、ネクタイ9350円、チーフ1650円 以上麻布テーラー(麻布テーラー プレスルームTel. 03-6273-1840)
須藤海さん
1994年生まれ。山形県出身。東北大学理学部卒業後、東京大学大学院総合文化研究科にて、折紙工学の研究により修士号取得。折紙技術を用いたプロダクト設計支援ツール「Crane」を谷道鼓太朗氏と共に未踏事業にて開発。修士課程修了後、Nature Architectsに取締役CRO(最高研究責任者)として参画。同社の研究開発をリードすると共に、顧客の前面に立ちプロジェクトの推進から新規案件の獲得まで幅広く貢献。現在は同社代表取締役CEOを務める。 聞き手:THE NIKKEI MAGAZINE 編集長 松本和佳、構成:吉田巌、写真:筒井義昭 ※この記事は「THE NIKKEI MAGAZINE」の記事を再構成して配信しています。