横浜FMがホーランド新監督の就任を発表! イングランド代表HCとしてW杯4強や2度のEURO準優勝を経験「アグレッシブなアタッキングフットボールをしていきます」
横浜F・マリノスは17日、スティーブ・ホーランド氏(54)が新監督に就任することが決定したと発表した。同日にジョン・ハッチンソン暫定監督(44)の退任も報告している。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 横浜FMは今季、ケヴィン・マスカット氏の後任としてハリー・キューウェル氏を招聘したが、7月に成績不振で契約解除。ヘッドコーチのハッチンソン氏が暫定的に指揮を執り、チームはJ1リーグ戦を9位で終えた。 イングランド出身のホーランド氏は、過去にチェルシーやU-21イングランド代表のアシスタントコーチを歴任し、2016年にイングランド代表のヘッドコーチに就任。ガレス・サウスゲート前監督の下、2018年W杯のベスト4、EURO2020とEURO2024の準優勝、2022年W杯のベスト8などに貢献した。 就任に際してクラブ公式サイトを通じ、「すばらしい国である日本に行けることを楽しみにしており、アジアで最高のリーグであるJリーグで働けることを光栄に思います」と喜びを語っている。 そして来季に向け、「私たちの挑戦は、再びタイトルを獲得することです。そして、アグレッシブなアタッキングフットボールをしていきます。一貫性かつ高い競争心を持ちながら、タイトルを争うチームを築きあげていきたいと思います」と誓った。 また、西野努スポーティングダイレクターは今回の経緯について「このたび、2025年シーズンのチームを率いる新監督として、シティ・フットボール・グループのサポートのもと、スティーブ ホーランド氏を迎えることができました。スティーブ ホーランド氏は、横浜F・マリノスの試合を数多く観ていただき、課題点や解決策等の議論を重ねた上で、クラブとして選考し、合意することができました」と説明。「クラブの掲げるアタッキングフットボールを継承し、これまでの殻を破り、あらたな強みを加えてくれる監督として期待をしております」と語った。 以下、クラブ発表プロフィール&コメント全文 ●スティーブ・ホーランド (Steve Holland) ■生年月日 1970年4月30日(54歳) ■国籍 イングランド ■コーチ資格 UEFA Pro License ■選手歴 1986年~1988年:ダービー・カウンティFC 1988年~1989年:ベリーFC 1989年~1990年:ヒュースクバーナFF 1990年~1991年:ノースウィッチ・ビクトリアFC ■指導経歴 1992年~2007年:クルー・アレクサンドラFC アカデミーマネージャー/ユース監督 2007年~2008年:クルー・アレクサンドラFC トップチーム監督 2009年~2011年:チェルシーFC リザーブチーム監督 2011年~2017年:チェルシーFC トップチームアシスタントコーチ 2013年~2016年:U-21イングランド代表 アシスタントコーチ 2016年~2024年:イングランド代表 ヘッドコーチ ■コメント 「すばらしい国である日本に行けることを楽しみにしており、アジアで最高のリーグであるJリーグで働けることを光栄に思います。 情熱あふれるスタジアム、そしてすばらしい雰囲気をつくるファン・サポーターの熱意に囲まれた最高の環境の中で、横浜F・マリノスの監督として指揮を執ることも光栄です。 1993年のJリーグ発足から存在する名門クラブであり、これまでリーグで5つのタイトルを獲得しております。 ホームでも、アウェイでも、すばらしいサポートを受けることができるクラブとも伺っております。 私たちの挑戦は、再びタイトルを獲得することです。そして、アグレッシブなアタッキングフットボールをしていきます。 一貫性かつ高い競争心を持ちながら、タイトルを争うチームを築きあげていきたいと思います。 選手とスタッフが一丸となり、ファン・サポーター、パートナー、そして横浜市・横須賀市・大和市の皆さんに誇れるチームをつくっていきたいと思います。皆さんにお会いできることを楽しみにしております」