デュエル勝率100%!潰し屋・佐野海舟、バイエルン相手に“無双”「ドン引き」させたヤバすぎるプレー 「GPSが内蔵」「タックルは職人技」
【ブンデスリーガ】マインツ 2-1 バイエルン(日本時間12月14日/メーヴァ・アレーナ) 【映像】佐野海舟、ヤバすぎる完璧な“ボール奪取”の瞬間 マインツに所属するMF佐野海舟が圧倒的な存在感を示している。ブンデスリーガ第14節、バイエルンをホームに迎えた一戦で地上戦(3/3)、空中戦(1/1)とデュエル勝率100%を記録して勝利に貢献すると、現地メディアや地元ファンの間で大絶賛する評価や反響であふれ返っている。 今季、開幕から全試合に先発し、1試合を除いてフル出場を続けてきた佐野は、中盤の舵取り役であり、守備の要として重責を担っている。昨季、レヴァークーゼンの後塵を拝して連覇が「11」で途絶えたバイエルンは、王座奪還に燃える今季、前節まで13試合で10勝3分の無敗で首位に立っていた。その絶対的王者を、マインツが初めて止めた。 イ・ジェソンが2得点を挙げて勝利の立役者となる中で、中盤で攻撃のタクトを振るうナディエム・アミリを自由にさせ、バイエルンの突破や組み立てを何度も阻んで陰の立役者となったのが日本人MFだった。 圧巻だったのはフランスの"神童"と呼ばれるバイエルンの19歳FWのマティス・テルから完璧にボールを奪ったシーンだ。2-0とリードし、相手が猛攻を仕掛けてきた75分に、テルが左サイドからカットインしてくるタイミングを見計らって右足を伸ばした。そこでボールを奪い切るとそのまま前線へのドリブルを始めて推進力を示した。 守備でも攻撃でもキーマンとなった佐野のプレーは海外でも話題となった。 地元ファンはSNSで「佐野は素晴らしいパフォーマンスを見せた。バイエルンは早急に彼は獲得すべきだ」「老練なベテランのような冷静さとサムライのような闘志を兼ね備えている選手」「ヨーロッパ中のクラブが彼を争奪する日も近い」「佐野のタックルは職人技だ」と絶賛。さらには、フランス代表で"2つの心臓"を持つと言われるエンゴロ・カンテを想起させるプレースタイルに「まるでカンテを彷彿とさせる。ボールを奪うだけではなく、常に前向きなプレーを狙っていた」「中盤に佐野がいるとバイエルンの選手がまるで壁にぶつかっているみたいだ」と、最上級の称賛の言葉を投げかけていた。 地元メディアでも、ドイツ紙「Bild」は6段階中、最高が1の中で2をつけ、「マインツは夏の移籍市場で大当たりを引いた。彼は信じられないほどの落ち着きを放ち、疲れることなく走り続ける」と高く評価していた。 こうしたメディアの評価に対してもファンはSNSで反応し、「サノにはGPSが内蔵されている」といった声や、日本のファンも「遠藤や守田とポジション争いできる実力あるわ」「スピード、パワー、運動量、三拍子揃ってるのはいい」「バイエルン、ドン引きだろ」「まじでW杯本番はレギュラーになりそう」と、能力の高さを絶賛する言葉が並んでいた。 チームは現在、直近6試合で4勝1分1敗と好調を維持し、ブンデスリーガで7位と上昇している。佐野の活躍がチームの結果に直結しているとも言えるだけに、そのパフォーマンスには益々の注目が集まっている。(ABEMA/ブンデスリーガ)
ABEMA TIMES編集部