ネイマール、PSG時代を回想「一部経営陣やファンには恨みもある。でも、キャリアのピークだった」
アル・ヒラルFWネイマールは、パリ・サンジェルマン(PSG)時代を振り返っている。 ネイマールも選出!ブラジル代表、21世紀の最強ベストイレブン 2013年に加入したバルセロナでチャンピオンズリーグ制覇など数々のタイトル獲得を経験したネイマール。すると2017年夏、PSGへ史上最高額の2億2000万ユーロとされる移籍金で加わった。同クラブでは公式戦173試合で118ゴール77アシストを記録、5度のリーグ・アン優勝など在籍中に14個ものタイトルを手にし、2023年夏にアル・ヒラルへと移籍している。 そんな32歳のブラジル代表FWだが、PSG在籍中は度重なる負傷に悩まされることに。さらに一部サポーターから強烈な批判を浴びるなど、難しい時期も続いた。退団直後には『O Globo』のインタビューで「僕と(リオネル)メッシはパリで地獄を経験したよ」とも明かしていた。 それでも、フランス『RMC Sports』のインタビューで再びPSG時代を振り返ったネイマールは、「良いことも悪いこともあったね」として以下のように回想している。 「良かったと思うのは、フットボールに関してはキャリアのピークだったと思うからね。だけど悪いと思うのは、長い間頻繁にケガをしてしまったためにシーズンを終えることができなかったのは残念だよ」 「僕はPSGというクラブを尊敬しているし、可能な限り成功できるように常にサポートしたい。確かに、最後の数年で受けた扱いは不公平に感じたし、家に侵入しようとしたファンの行動や侮辱は悲しかった。一部の経営陣や一部のファンにはちょっと恨みがあるかもしれないけど、それはもう過去のことだ。クラブに恨みはない」 「PSGは僕がキャリアで最も長い時間を過ごしたクラブだ。6年間だね。美しい瞬間も経験したが、悲しい瞬間もあった。残念だけど、一部のファンとはそうだね。それでも最高のプレーができていたし、幸せだったよ」 また、アル・ヒラルでの生活について「ここで本当に幸せだよ。サウジリーグに来た選手はみんな、レベルの高さやポジティブな側面に驚いていると思う」と語っている。