小池都知事が記者会見5月29日(全文1)6月1日午前0時にステップ2へ
これからも「備えよ、常に」の精神で
そして第2波への懸念につきましては、引き続き厳重に警戒を行う。そして常に備えていく必要があるかと存じます。私はいつも「備えよ、常に」はモットーだということを申し上げていますが、まさしくこれからも「備えよ、常に」の精神をもとに、都政を感染拡大の防止にしっかりと、お務めできるようにしていきたいと、このように考えております。 都民の皆さま方には感染拡大を防止するために、これも何度も申し上げていますけれども、手洗いの徹底、マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保、3つの密を避ける行動、新しい日常を徹底して実践していただきたいと存じます。それから、夜の繁華街などへの外出でございますが、先ほども少し感染の不明な人が多いと申し上げました。このところの感染者は結構若い方々が多いのも事実でございまして、よって繁華街、特に夜の繁華街への外出についての十分なご注意をいただきたい。それから、引き続き都県境、近隣の県、1都3県、いろいろ連携もいたしております。引き続き都県境を越えた不要不急の移動はお控えいただくということでございます。 家族、大切な人、社会を守るため、いま一度皆さんのお1人お1人の行動を見つめ直していただいて、そして新しい日常を徹底して実践していただく。都、そして区市町村、都民、事業者、このみんなが一体となってウィズ コロナの時代、ウィズ コロナ宣言させていただきましたけれども、ウィズ コロナの時代を前に向かって進んでいきたいと考えております。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
若ナビαのLINE相談を来月1日から開始
次の、あと2本ございますので、まずお伝えしておきます。まず、若者の総合センター、若ナビαがございますけれども、東京都若者総合相談センター、若ナビαでございますが、こちらはLINE相談を来月の1日から開始をするということでお知らせいたします。若者の悩みは自分自身のことや対人関係、それから学業、仕事への不安など幅広い分野にまたがっているわけであります。とりわけ最近は、やっぱりこのコロナの影響で就職活動がうまくいかないとか、ずっと家にいて疲れたと、何もやる気が起きないなどといったような不安を抱えておられる方々からのご連絡もあるわけでございます。 平成29年度に開始した若ナビαでございますが、そういった若者の皆さんのさまざまな悩み、そして不安の最初の受け皿として相談を受け止めさせていただいております。そして、その状況に応じまして、悩みや不安の解消に向けまして、就労、保健、医療など適切な支援機関への橋渡しを行っております。 これまで、電話そしてまたメール、直接来ていただくなどなど、相談を受けてきたわけでございますけれども、相談に当たって心理的なハードルを下げるという意味でも皆さんが、若い皆さんが気軽に若ナビαを利用していただけるように、LINEを活用した相談を開始するということでございます。 受付時間は日曜日と年末年始を除きまして午前11時から午後8時まで。LINEのアカウント名ですが、「相談ほっとLINE@東京」であります。現在、ネットやスマホで困り事など3つのメニューを受けておりますけれども、新たにこの若者総合相談のメニューを設けていくので、こちらのほうにプラスアルファ、使いやすいものをご活用いただければと思います。 もちろん対象は若者本人でございますけれども、そのご家族であるとか、それからさらには若者とその家族を支援している方からのご相談も受け付けます。どんな悩みでも結構でございます。そこには社会福祉士など専門家がおりますので、丁寧に対応してもらいます。相談は無料でございます。匿名でも受け付けオッケーであります。新型コロナウイルスの影響はもちろん、さまざまなストレスや不安を感じている方は、1人で悩まない、ぜひこの若ナビα、活用していただきたいと思います。担当は都民安全推進本部となっております。