小池都知事が定例会見2018年7月27日(全文1)「東京は金持ち」は妥当でない
新設した「東京金融賞」の募集を行う
小池:次に東京金融賞、以前からお伝えしている、この東京金融賞を設けたということはお伝えしているとおりでありますけれども、いよいよ募集を行うということであります。昨年の11月に国際金融都市・東京の構想に基づいて、新たに東京金融賞を創設するということについてはお伝えをしたとおりであります。東京金融賞は2部門からなっておりまして、1つが都民ニーズ【解決 00:17:52】部門、もう1つがESG投資部門、この2部門から構成をされております。 都民ニーズの【解決 00:18:00】部門でありますが、都民ニーズの、さまざまな都民のニーズがあるわけですが、その解決に資する画期的な金融商品であったり、それからサービスの開発や提供を行う金融事業者を表彰するものであります。都民の利便性の向上につながる、具体的な解決策の東京での事業化に向けて、賞金、そしてまた支援プログラムも用意をしている、これがまず1つであります。もう1つのESG投資部門でありますが、環境や社会、それから企業統治の視点を重視するものでありまして、ESG投資の普及を実践しておられる金融事業者を表彰いたしますということであります。 今日から日常生活で解決してほしい金融サービス部門における課題、そしてESGの投資に関するニーズを都民の皆さまから募集をいたします。募集期間は8月の27日まで、今日から8月27日まででございますので、できるだけ多くの皆さんから、こういうアイデアはどうだ、こういうことをしていますなどなど、この皆さまからいただいたテーマの中から選んでまいりたいと考えております。 8月27日が締め切りで、9月ごろから金融事業者の募集、選定を行いまして、来年2月ぐらいに表彰式を開催という、主な予定といたしております。東京金融賞を通じて都民の皆さんの利便性の向上、それから金融の活性化を実現していくと同時に、この賞が国際金融都市・東京の象徴となるように育てていきたいと思っております。