避難所のより良い環境づくりを目指し体験研修会「いかに避難生活が日常と変わりなく暮らせるか」【長野・諏訪市】
災害時などに身を寄せる避難所のより良い環境づくりを目指し、県が体験研修会を開きました。 体験研修会があったのは諏訪市の県福祉大学校です。2019年の台風19号災害をきっかけに県が3年前から始まりました。こちらのトイレは発泡スチロールでできています。 ■参加企業 「今回後ろを広くして前を狭くしたので、小さい子どもでも前の方に座りやすい。能登で重宝されたのは電源なしで温かい。とにかく軽いんです指2本で持てます」 こちらは簡易ベッドですが日常生活でも使える品質です。 ■参加企業「スプリング使ってないので持ち運びも」 講師を務めたのはピースボート災害支援センターの辛嶋友香里さん。 ■ピースボート辛嶋友香里さん 「避難が一時的なもので中長期1カ月以上を想像した運営が考えられていないので、こういう状況がどうしても続いてしまう。避難所は再建への準備期間になりますのでその間の暮らしを保つニーズ把握が重要になる」 体験研修会には市町村の危機管理担当者らおよそ70人が参加したということです。 ■参加者 「いかに避難生活日常と変わりなく暮らせるかっていうことが重要になってくると思います」