日本一?の大焼肉まつり 無料提供求め長蛇の列 特別な「黒モツ」のお味は【長野・飯田市】
「日本一の焼肉の街」をうたう飯田市で、焼き肉の魅力を伝えるイベントが開かれました。無料で提供される焼き肉を求め長蛇の列ができました。 飯田市内の公園に並んだ鉄板。 ■阿智村の姉弟「わ~すごいすごいすごい」 あっちにも…こっちにも…おいしそうな焼き肉が!なんと!全て無料で提供されています! ■阿智村から 母:「おいしいね」弟:「うん」姉:「おいしかった」弟「うん、おいしかったおいしかった」 飯田市内の夫婦「おいしいです、ジューシーで」 26日に開かれた「南信州日本一の大焼肉まつり」。地域に根付いた「焼肉文化」を発信しようと飯田青年会議所が今回初めて企画しました。人口1万人あたりの焼き肉店の数が日本一だという飯田市。つまり「日本一の焼肉の街」という訳です。 ■飯田市内の男性「何か催し物があると打ち上げで焼き肉っていうのが定番だからね」 用意された肉は全部で40キロ。しかしイベント開始1時間ほどで全て終了。 予想をはるかに超えるおよそ2000人が来場し、急遽50キロを追加するほど盛り上がりました。提供された肉は「サガリ」「カシラ」、そして「黒モツ」の3種類。 この「黒モツ」、あまり馴染みがないという人も多いかもしれませんが… ■飯田青年会議所 藤本直樹さん 「飯田の焼肉店ではほとんど取り扱っておりまして飯田市民は内臓系が好きなんですけど特に黒モツは外の方はカリカリして中は軟らかくてタレにもよく合うので。 南信州の焼肉好きの人たちには欠かせないお肉」 黒モツは「牛の胃」のこと。気になるそのお味は… ■愛知から「おいしいです」 地元の人にとっては特別な「黒モツ」。その思いが高じてこんなキャラクターまで! 「せーの!クロもっちゃーん!」 ■飯田青年会議所 藤本直樹さん 「焼肉大好きな皆さんがさらに好きな焼肉の部位、黒モツの「権化」です。柔毛のヒダヒダは焼くとカリカリして、後ろにはほんのりジューシーな肉厚なホルモンでいう脂身がございます」 イベントでは他にも子どもたちが遊びながら「焼肉文化」に親しむゲームコーナーなども。 「日本一の焼肉の街」を広くPRするイベントとなりました。