海外の赴任先に持っていって本当によかったものベスト3【日常生活編】
思いがけない辞令により、家族で海外赴任生活を経験しました。 滞在先はアジアの小国・ブータン。 海外の赴任先に持っていって本当によかったものベスト3【日常生活編】 旅行と違って移住ともなれば、持っていくものを戦略的に選ばなくてはなりません。日本とは異なる文化圏でも居心地よく暮らしていくために、日本の食材、文房具類、ノート類、電子機器、そして子どもたちの教科書などは欠かせませんでした。 そのほかにも、現地での暮らしで特に役立ったアイテムを3つご紹介します。
Shupattoバッグ(COMPACT Mサイズ)
日本でも愛用していたShupattoのエコバッグが、海外でも大活躍してくれました。 Shupattoバッグ(Mサイズ)はたたんだ状態で直径4センチ、高さ6センチのコンパクトサイズながら、容量は15リットルまで、重さ5キロまで運べる優れものです。 このとおり、買い物カゴいっぱいの食料品だってお手のもの。ジャバラに折りたたまれた両サイドを開くと楕円形に展開し、かさばる荷物もまるっと包みこんでくれます。スナップボタンを留めておけば、中身が砂ぼこりや雨にさらされることもありません。 ブータンでは、買い物をするのにもテイクアウトするのにも使い捨てプラスチックの袋が主流でした。残念なことに、日本ほどゴミの分別が徹底されておらず、資源ゴミのリサイクルが制度化されていなかったので、ゴミをなるべく増やさないためにもエコバッグは必須でした。 Shupattoバッグの容量の多さに、ブータンの人々もびっくり。野菜市場では毎回違う人に「それ、日本の?」と聞かれたぐらいでした。あまりにも人気だったので、友人に譲渡し、日本へ帰国してからまた新しいShupattoバッグを購入しました。
Shokzの骨伝導イヤホン
外国に暮らしていると、日本の音楽を無性に聴きたくなることがあります。母語が耳にやさしいだけでなく、その歌詞に含まれている日本的な情緒や風景が懐かしく感じられるからでしょうか。 そのような事情から、もともとランニングのお供に愛用していたShokzの骨伝導イヤホンを、ブータンでとても重宝していました。運動中はもとより、家から5km離れた市場まで徒歩で向かう時にも、カフェでまったりしている時も、外出中に音楽を聴きたい時には骨伝導イヤホン一択でした。 ノイズキャンセリング機能を搭載したカナル型イヤホンはもってのほか。なぜなら身の回りの状況を確認し、危険を察知できなくなるからです。 いつ野犬が吠え立ててくるか、どこから車が飛び出してくるかわからないブータンにおいて、音楽と周囲の環境音を同時に聞くことができる骨伝導イヤホンはなくてはならないアイテムでした。