「帝王切開の後、痛み止めが使えない!?」出産後に起きたまさかのトラブル…激痛に苦しめられた壮絶な体験談【作者に聞く】
双子の女の子を帝王切開で出産。しかし「術後の痛み止めが使えない」というまさかの事態に…!? 【漫画】本編を読む 二卵性双生児のポン子ちゃんとコン子ちゃん、三女のピイ子ちゃんを育てるママで、育児をテーマとしたエッセイ漫画をSNSに投稿し、子育て世代から大きな支持を集めているサヤ山サヤ(@saya_twins1125)さん。 ウォーカープラスでは「今日も三姉妹が舞う!~七転び八起き育児日記~」と題し、妊娠や出産、育児におけるさまざまなピンチを明るく乗り越えてきたサヤさんの奮闘記を、全編描き下ろしの連載形式でお届けする。 今回は、双子の出産時に起きたまさかのトラブルについて。 ※マンガの内容はあくまで著者の経験に基づく体験談となります。描写の内容がすべての人に当てはまることではないこと、著者の主観が含まれておりますことをあらかじめご了承ください。気になる方は医師などに相談されることをおすすめします。 ――双子の妊娠中、特に大変だったことは何でしたか? 切迫早産で31週から38週まで管理入院をしていたことです。24時間お腹の張り止めの点滴を付けた状態で、トイレ以外はベッドで寝ていなければならないので大変でした。お腹が大きいので仰向けになっているのも苦しくて。1日がとても長く感じられました。 また、お腹は巨大なのに手足は細くなりました(笑)。そのように筋力が低下した状態で、出産後は双子育児が始まるのでそれもまた大変でした。 ――麻酔が切れた後の痛みの壮絶さが漫画から伝わってきました。サヤさんの場合、痛みのピークはいつ頃訪れましたか? 局部麻酔が切れた直後から激痛でしたが、子宮が収縮する後陣痛がきた時がピークでした。皮膚から内臓まで切った傷口がギューッ!!と動くのだから痛くて当然ですよね(涙)。 本当に二度と経験したくない痛みで、3人目出産の時は産院に提出するバースプランにでかでかと「絶対に硬膜外麻酔で!!」と書きました。 ――退院後の回復はいかがでしたか? 回復は人より遅かったと思います。通常、帝王切開した人は翌日から歩行訓練を始めるのですが、私は3日後にようやく立つことができました。術後の痛みに耐えるため体中に力を入れていたせいで、傷口だけでなくあちこちが痛かったです。保育器に入った我が子に会えた時も車椅子でした。体中ボロボロでしたが、子供の顔を見て「早くお世話ができるようにならないと」と活力が湧いてきました。