【2024年版】夏休みに見たい展覧会20選(東京編)
【7~9月】「CLAMP展」(国立新美術館)
『X』『魔法騎士レイアース』『カードキャプターさくら』 など、多彩な作品を世に送り出してきた創作集団CLAMP。本年度で35周年を迎えるCLAMPのこれまでの創作活動と世界観を「COLOR」「LOVE」「ADVENTURE」「MAGIC」「PHRASE」という5つのテーマを通じて辿る大規模原画展が開催される。 会場:国立新美術館 会期:7月3日~9月23日 *火曜休館
【7~9月】「平田晃久―人間の波打ちぎわ」(練馬区立美術館)
「建築とは<からまりしろ>をつくることである」というコンセプトをもとに、太田市美術館・図書館(群馬県)や八代市民俗伝統芸能伝承館(熊本県)など、数々の建築デザインを手掛ける平田晃久。最近では東京・原宿に完成した商業施設「ハラカド」の外装・屋上のデザインを手がけたことも記憶に新しい。現在は練馬区立美術館の改装設計にもかかわる平田の仕事を現在進行中のプロジェクト、そして未来への展望を踏まえて紹介する。 会場:練馬区立美術館 会期:7月28日~9月23日 *月曜休館 (8月12日は開館|8月13日は休館)
【7~10月】「空間と作品」(アーティゾン美術館)
7月のアーティゾン美術館にはモネ、ピカソ、藤島武二、岸田劉生、琳派による作品や抽象絵画まで、古今東西、様々な分野の作品から構成される石橋財団コレクションが集結。美術品がどこでどのように生まれ、飾られ、受け継いでこられたのかという、作品の制作/受容にまつわる「空間」を問い直すような展覧会となる予定だ。 会場:アーティゾン美術館 会期:7月27日~10月14日 *月曜休館(8月12日は開館|8月13日は休館)
【8~11月】「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」(東京都現代術館)
「高橋龍太郎コレクション」は90年代半ばより収集が始められた、日本でも有数の現代アートコレクションだ。本展では、会田誠、加藤泉、草間彌生、鈴木ヒラク、奈良美智、村上隆といった日本を代表するアーティストによる、戦後日本の自画像と言えるような作品や、東北大震災以降に生まれた新たな高橋龍太郎コレクションの流れが紹介される。 会場:東京都現代術館 会期:8月3日~11月10日 *月曜休館(8月12日は開館|8月13日は休館)
【8~11月】「田名網敬一記憶の冒険」(国立新美術館)
幼少期に経験した戦争の記憶と、その後に触れたアメリカ大衆文化からの影響が色濃く反映された、色彩鮮やかな作品で知られる田名網敬一。最初期のポップアート作品から、60年代後半~70年代初めにかけて制作されたグラフィックデザインやイラストレーション、80年代における極彩色の木彫シリーズ、新作のペインティングや立体作品、アニメーションまでが展示され、アーティストのキャリアを総観できるような展覧会となる予定だ。 会場:国立新美術館 会期:8月7日~11月11日 *火曜休館
Haruka Ijima