【2024年版】夏休みに見たい展覧会20選(東京編)
【5~8月】「梅津庸一 | エキシビション メーカー」(ワタリウム美術館)
展覧会タイトルの「エキシビジョン メーカー」とは、キュレーターという言葉がまだ使われていなかった頃、同館初の美術展をキュレートしたハラルド・ゼーマンが用いた語と言われる。今回はその「エキシビジョン メーカー」に梅津庸一を迎え、本展初公開となるコレクション作品と現在活躍する作家の作品を並存させながら、展示という行為そのものを再考/再構築するような展覧会となった。 会場:ワタリウム美術館 会期:5月12日~8月4日 ミューぽんで300円OFF!(1名まで割引) *月曜休館(7月15日は開館)
【5~8月】「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」(東京国立近代美術館)
本展はパリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、大阪中之島美術館という3館のコレクションから、共通点を持つ作品をトリオとして並べて展示する企画。絵画、彫刻、版画、素描、写真、デザイン、映像など150点あまりの作品で34のトリオを組み、モダンアートの新たな見方を提示する。なお、本展は9月から大阪中之島美術館にも巡回予定。 会場:東京国立近代美術館 会期:5月21日~ 8月25日 *月曜休館(7月15日、8月12日は開館|7月16日、8月13日は休館)
【6~8月】特別展 大成建設コレクション もうひとりのル・コルビュジエ ~絵画をめぐって~(大倉集古館)
国立西洋美術館の設計を手掛けたことでも知られるモダニズム建築の巨匠、ル・コルビュジェは建築デザインのみならず多くの美術品を残したアーティストだ。本展では、世界有数の点数を有する大成建設のル・コルビュジエ・コレクションの中から、美術作家としての業績を紹介。彼の素描やパピエ・コレが一堂に会する機会となる。 会場:大倉集古館 会期:6月25日~8月12日 *月曜休館(7月15日、8月12日は開館|7月16日、8月13日は休館)
【6~7月】「石川九楊大全」(上野の森美術館)
2025年放送予定のNHK大河ドラマでは、タイトルの題字も手がける書家の石川九楊(いしかわくよう)。80歳を前にした 「中締め」 として行われる本展は、書表現により時代を反映した作品を書き続けてきた彼の全容を明らかにする機会となった。会期は前期が6月8日~30日。後期が7月3日から7月28日となっている。 会場:上野の森美術館 会期:6月8日~7月28日 *休館日なし