【2024年版】夏休みに見たい展覧会20選(東京編)
【6~9月】内藤礼 生まれておいで 生きておいで(東京国立博物館)
自然の諸要素と日常のささやかな事物を受け止め、「根源的な生の光景」を表現してきた内藤礼。本展の企画は150年の歴史を持つ東京国立博物館の収蔵品や建築と内藤の出会いがきっかけになっており、縄文時代の土器や同館の建築にインスピレーションを受けた作品が展示される予定だ。また、9月から銀座メゾンエルメスで開催される関連展も是非チェックしたい。 会場:東京国立博物館 会期:6月25日~9月23日 *月曜休館 (7月15日、8月12日は開館|7月16日、8月13日は休館)
【6~12月】「UESHIMA MUSEUM オープニング展」(UESHIMA MUSEUM)
実業家・投資家である植島幹九郎が収集した現代アートのコレクション「UESHIMA COLLECTION」の一般公開を目的に作られた美術館UESHIMA MUSEUMがオープン。池田亮司、オラファー・エリアソン、シアスター・ゲイツ、塩田千春、名和晃平、村上隆など国際的に活躍するアーティストの作品が一堂に会する。 会場:UESHIMA MUSEUM 会期:6月1日~12月末終了予定 *月曜・日曜・祝日は休館、3F・4Fは土曜日のみ公開、事前予約制
【7~9月】「髙田賢三 夢をかける」(東京オペラシティアートギャラリー)
1970年から自身のブランドを立ち上げ、パリ、日本を中心に活躍したファッションデザイナーの高田賢三。文化服飾学院を卒業後、単身パリに向かった高田は、旅を通じて出会ったオリエントの美学や、日本独自の平面的な服飾デザインにインスピレーションを受け、独特のシルエットを持った色彩豊かな作品で注目を集めた。本展は彼の没後初となる大規模展覧会となる。 会場:東京オペラシティ アートギャラリー 会期:7月6日~9月16日 *月曜休館(7月15日、8月12日は開館|7月16日、8月4日・13日は休館 )
【7~9月】「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」(東京ステーションギャラリー)
ジャン=ミッシェル・フォロンは、20世紀後半のベルギーを代表するアーティストのひとり。若き日に偶然出会ったシュルレアリスム画家、ルネ・マグリットの壁画に感銘を受け、絵画世界に惹きつけられたフォロン。本展は、デジタル化やパンデミック、戦争など、社会的に大きな曲がり角にある現代において、環境や自由への高い意識をもち、抑圧や暴力、差別などに静かな抗議を続けてきたフォロンの芸術を、今あらためて見直す機会となる。 会場:東京ステーションギャラリー 会期:7月13日~9月23日 *月曜休館(7月15日、8月12日は開館|7月16日は休館)