たった「3つの習慣」で家が劇的にスッキリするなんて…片づけは「1年に1度しっかり」より「1日5分」が結局ラク!
着なくなった服が押し込まれたクローゼット、本がぎっしり詰まった本棚、使わないお皿だらけの食器棚……。モノで溢れた家にうんざり、という読者も多いのでは。一方、これまでに7000人以上の受講生へアドバイスをしてきた人気整理収納アドバイザー・阿部静子さんは「何があるかわからない時代だからこそ、人生の折り返し地点を過ぎたら片づけたもの勝ち」と断言します。その阿部さんが50代以上に向けて、お手軽片づけ術を伝授。今回は「片づけは習慣化が一番ラク」です。 【写真】阿部家では不要な紙類を玄関先のゴミ箱にそのままポイッ * * * * * * * ◆片づけは「習慣化」が一番ラク 2024年も気付けば1月が終わろうとしています。お正月が明け、その後は慌ただしく過ぎていった方も多いのではないでしょうか。 繰り返しお伝えしてきた通り、1月は何かを始めるのにぴったりな時期。片づけに関してもまさしくそう。今月中にとにかく「始める」ことを意識してみましょう。 最大のポイントは一気に行うのではなく、少しずつ行うということ。 よく、「一気に片づけて、次に頑張るのは1年後」なんて声も聞きます。でも次が一年後になってしまうことでお分かりの通り、一気にやるとどうしても息切れします。片づけ始めたはいいけど途中で断念、なんてことも。 それよりも、1日5分でいいので「毎日どこかを片づける」という習慣を身につけた方がずっと効率的です。それだけで「今日はどこを片づけようか」などと家の中の見え方が変わってきますし、結果として、見違えるようにすっきりしていくはず。 それを前提に、毎日の中で取り入れたいオススメ片づけ習慣を続けてお伝えしたいと思います。
◆不要な紙は家に持ち込まない 帰宅した直後にポストを開けてチェックしたチラシや郵便物、みなさんはどのように扱っていますか? リビングのテーブルやキッチンカウンターなどにドサッと置いてしまってそのまま、なんてことはありませんか? 「あとでチェックしよう」なんて思って、知らず知らずのうちに紙が積み上がっていき、結局収拾がつかなくなった、なんてケースをよく耳にします。かくいう我が家でも、以前は下駄箱の上へドサッと置き、そのまま1週間放置…なんてルーティンを繰り返していました。 そんな我が家ですが、ある習慣を取り入れることで問題はすっかり解消しました。それが「玄関でシャットアウトする」という方法です。 いるもの・いらないものを玄関先でとにかく選別。玄関にはゴミ箱(か資源回収の紙袋でも)を置いておき、不要なチラシはそこで捨ててしまう。 ここ10年ほど習慣として続けていますが、効果はテキメンです。紙類は一度家の中にいれてしまえば、とたんに仕分けは面倒になります。だからこそ、不要な紙類は家に入れないという習慣を作るのがオススメです。
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