国内最後の強化試合を終えた女子日本代表・赤穂ひまわり「ちゃんと前に進んでいる」
7月6日に有明アリーナで「三井不動産カップ2024(東京大会)」第2戦が行われ、女子日本代表(FIBAランキング9位)がニュージーランド代表(同26位)と対戦。日本は92-50で2連勝を収めた。 【動画】女子日本代表vsニュージーランド GAME2のハイライト! 4日に行われた第1戦では25本(成功率45.5パーセント)の3ポイントシュートを決めて125-57と快勝した日本だったが、第2戦では12本(成功率26.7パーセント)と精度を欠いた。それでも、強度の高いディフェンスを続けた日本は、オフェンスも停滞させることなく、すべてのクォーターで22得点以上を挙げて国内最後の強化試合を勝利で終えた。 この試合で4得点7リバウンド1アシスト1スティールを挙げた赤穂ひまわりは、「ちゃんと積み重ねてきた分、今日が一番連動できているし、後退はしていないと思います。ちゃんと前に進んでいると思います」と試合後にチームの仕上がりについて語った。 「今年度に入って(オフェンスが)停滞する時間が減っているのかなと思います。みんなやるべきことがしっかり頭に入っているんだと思います」 チームとしての成熟度も上がっており、手応えを感じている様子の赤穂。だが、目指すのは頭で考えなくても体で反応できるレベルでの連動だと話し、「それに近づいてきていると思います。限りなく100パーセントにするのを、残りの期間でどれだけできるかが鍵なのかなと」と力を込めた。 3年前の東京オリンピックから2大会連続での出場となるが、緊張感は当時と「あまり変わらない」と語る。「東京大会のときは国内なので移動もなく、ずっとトレーニングセンターから行ったりしていました。今回はパリに移動するので、移動したらまた変わるのかなと思います」。 女子日本代表はヨーロッパに移動後、19日にフランス代表、21日にベルギー代表との国際強化試合が予定されている。赤穂は「このまま大会に入るより、強い相手と試合をやって、どれだけ今できるのかをもう一回確認しておかないといけないので、ちゃんと実りあるものにしないといけないなと思います」と最後の強化試合へ向けて意気込んだ。
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