FF+布シート化で50万円お得なジープ・コマンダー・ロンジチュードが100台限定で登場
好評に付き、約1年ぶりに再販売
ミドルサイズSUVで3列7人乗りを実現している「ジープ・コマンダー」に、限定車の「ロンジチュード」が設定された。2024年10月5日から100台限定で発売される。 【写真15点】駆動方式をFFに、シートを布表皮に変更することで50万円安い価格を実現したジープの3列7人乗りSUV「コマンダー」の特別仕様車、「ロンジチュード」の詳細画像をチェック ◆見た目はリミテッドと同じ ロンジチュードは、2023年春にも発売され、好評のうちに完売となっている。アルミホイールやLED式ヘッドライトなどのエクステリアや2.0リッター4気筒ディーゼル・ターボ+4WDのパワートレインは、カタログモデルの「リミテッド」と変わっていないが、駆動方式を前輪駆動に、内装をレザー・インテリアからプレミアム・ファブリック・インテリアに変更するなどにより、リミテッドよりも50万円低い価格を実現している。 ◆FF化で90kg軽くなった 搭載される2.0リッター直4ディーゼル・ターボは、最高出力170ps、最大トルク350Nmを発生。最大トルクを1750-2500rpmという低回転域から乗用域で発するため、街中や山岳路などでも扱いやすい。 4WDの「リミテッド」よりも90kg軽いことで、発進時からトルクフルで力強い加速性能、コーナリング時の優れたドライバビリティが得られるとしている。さらに、組み合わされる9段ATが走行状況に合わせ細かく適切なギヤを選択することで、燃費と加速性能の両立が図られている。 ◆運転支援装置も充実 また、先進安全装備も充実していて、衝突被害軽減ブレーキやアダプティブ・クルーズコントロール(ACC)をはじめ、ブラインドスポット・モニター、ウインカーを作動させずに車線を逸脱した際は、警告と同時にステアリングにアシスト・トルクを発生するハイウェイ・アシスト・システムなどが搭載されている。 ロンジチュードの価格は、559万円。前輪駆動で十分であり、イザという時に7人乗車が可能なミドルサイズSUVを探しているのなら候補に入れたい1台だ。 文=塚田勝弘 (ENGINE WEBオリジナル)
ENGINE編集部