ヴァンクリーフ&アーペルやロレックス、スタイリストが選ぶ一生もののジュエリー。
丸山佑香/スタイリスト
コインネックレスはヴァン クリーフ&アーペルで母親の星座のもの。カボションリングはマリーエレーヌ ドゥ タイヤック。清水買いした初めのジュエリーが、タサキ×マリーエレーヌ ドゥ タイヤックのパールネックレス。ここからジュエリー沼にハマったという。
クロムハーツはその背景を知ってからより好きになったブランドのひとつ。マリーエレーヌ ドゥ タイヤックのネックレスと合わせて、ミックスマッチを楽しむ。
「テイストの異なるジュエリーのミックスで、自分らしく」
年齢を重ねて、よりジュエリーに目が向くように。新しいジュエリーを身に着けると自分のマインドもリセットされる気がします。スタイリストの仕事をしていると、見た目だけではなく作り手の哲学やそのジュエリーの背景について詳しく触れることができる。物語を知ることで、深い愛着を感じるし、自分ならどんなスタイルで身に着けようかと考えてワクワクします。たとえば、マリーエレーヌ ドゥ タイヤック。彼女のジュエリーとの出合いは、いつも一期一会。日本だったり、パリだったり。さまざまな思い出とともに増えてきた大好きなジュエリーです。そのマリーエレーヌ ドゥ タイヤックの美しいジュエリーとクロムハーツの存在感あるピースをミックスするのも好き。国もテイストもムードもまったく違うブランドをミックスするのは、自分だけの楽しみ。服と違いジュエリーは自分の手元で見られるから満足度が高いし、よりパーソナライズされた自分を感じていられるから。撮影の日はカジュアルな装いが多いのですが、お気に入りのジュエリーを身に着けるだけでスイッチが入ります。ヴァンクリーフ&アーペルの星座のネックレスも普段から使っています。これは自分ではなく、母の星座を選びました。ロレックスの時計は母が結婚する際に父から贈ってもらったもので、受け継ぎました。そうやって親への想いを重ねたりできるのもジュエリーの魅力だと思う。いつか娘が大きくなったら、私の大切なジュエリーを譲ってあげられたら素敵ですね。