「冬場」の「電気代」と「ガス代」はどのくらい?一人暮らしで「1万円」以内に抑えるのは不可能?
冬になると暖房やお風呂などで電気代やガス代が高くなる傾向があります。電気代やガス代の高騰が懸念される中、節約を意識する人も多いのではないでしょうか。 今回の記事では、冬場の電気代やガス代の節約方法と1人暮らしで光熱費を1万円以内に抑える方法を解説します。 ▼エアコンを「10時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 電気代を抑える方法も紹介
冬場の電気代とガス代の節約方法
ここからは、光熱費が高くなる冬に実践できる節約方法を紹介します。 ■断熱シートの活用 断熱シートは、窓ガラスに貼るだけで、熱を逃がしにくくする効果があるとされています。最近では100円ショップでも販売されており、手頃な価格で手に入れられることが増えたようです。ただし、ものによってはガラスを傷つけてしまう可能性もあるため、購入前に商品をよく確認して丁寧に貼るようにしましょう。 ■冷蔵庫の温度を上げる 冬は室内が冷たくなるため、冷蔵庫の温度を上げるのもよいでしょう。特に夏に「強」にしたままの場合が多く、冬もそのままの状態で使用している人もいるのではないでしょうか。冷蔵庫の温度を上げるだけでも、年間数千円以上の節約になることもあります。冷蔵庫の温度は季節に応じて変えましょう。 ■エアコンの温度を下げる 部屋が寒くなると、エアコンの温度を上げる人も多いのではないでしょうか。しかし、室内と室外の気温差が大きくなると、消費電力が多くなり電気代が上がる原因につながるといわれています。したがって、温度を変えず一定に保てば電気代を抑えられる可能性があるのです。 温度を1度調整するだけでも、10%程度の消費電力を抑えることができ、電気代の節約につながるとされています。冬における室温の目安は20度です。部屋が寒いときは厚着をするなどの対策をすれば、エアコンの温度が低くても快適に過ごせる可能性があるでしょう。
一人暮らしのガス代と電気代の平均
次に、一人暮らしのガス代と電気代の平均はどのくらいなのかを見てみましょう。総務省の家計調査では、それぞれの金額は表1の通りとなっています。 表1