原宿が〈ケイタマルヤマ〉に染まる! 30年にわたるものづくりの全貌をひもとく大展覧会。
〈KEITAMARUYAMA〉の30周年を記念し、9月14日から、〈スペース オー〉と〈ラフォーレミュージアム原宿〉の2か所で『ケイタマルヤマ遊覧会』がスタートする。 【フォトギャラリーを見る】 今年30周年を迎えた世界的ファッションブランド〈KEITAMARUYAMA〉は、1年をかけて「丸山百景」プロジェクトを展開している。その集大成となる『ケイタマルヤマ遊覧会』が、9月14日から、表参道ヒルズ本館B3F〈スペース オー〉とラフォーレ原宿6F〈ラフォーレミュージアム原宿〉の2か所で同時開催される。
2つの会場では、テキスタイルの原画をはじめ、丸山敬太のものづくりの全貌を惜しみなく公開。丸山が手がけたアーティストのコスチュームを圧巻のスケールで展示するなど、ファッションの街、原宿&表参道が〈KEITAMARUYAMA〉一色に。キュレーターは〈東京都現代美術館〉の藪前知子が務める。
〈スペースオー〉は「ファッション」がテーマ。初公開となる1,000種類以上のテキスタイル原画、アーカイブ作品、クリエーションの変遷が垣間見えるデザインスケッチ、アート性の高い刺繍作品、〈KEITAMARUYAMA〉を纏い人生の物語を紡いだ人たちの思い出の写真など、さまざまな角度から、30年という時間のなかで丸山が生み出したクリエーションに迫る。丸山の創作から、その情熱を間近に感じ、卓越した技術とデザインの真髄を余すところなく堪能できる。
〈ラフォーレミュージアム原宿〉では、〈KEITAMARUYAMA〉を表現する上で欠かすことのできない「コスチューム」に特化して展示する。丁寧な手仕事で紡いできた、ブランドのフィロソフィーを目の当たりにできる。
さらに〈DREAMS COME TRUE〉との歩みともいえる、「NHK紅白歌合戦」などの衣装のほか、未公開のデザイン画など、ステージまでの道のりを製作秘話とともに紹介。ほかにも、浜崎あゆみや乃木坂46のライブ衣装、〈劇団四季〉の舞台衣装やバレエの衣装、『うたの☆プリンスさまっ♪』の作中に登場するアイドルたちのコスチュームデザインなど、各作品の創造の裏側も垣間見ることができる。