明るい光が苦手なので、毎日間接照明のみで過ごしています。いくらかの節約にはなっているでしょうか?
間接照明は主照明よりも光が柔らかく、気持ちを穏やかにしてくれる効果があります。主照明の強い光が苦手な人や、間接照明ならではの雰囲気が好きな人のなかには、毎日間接照明のみで過ごしている人もいるのではないでしょうか。 本記事では、間接照明のみで過ごした場合、どれくらいの節約につながるのかを考えていきます。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
主照明を1日8時間使うと1年で約2616円かかる
主照明にはいくつかの種類がありますが、ここでは一例として、住宅のリビングで特によく使われているシーリングライトの電気代を考えていきましょう。計算には8畳用LEDシーリングライトの消費電力28.9Wを用いました。なお、電力料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会の目安に沿って31円/kWh(税込み)、電気は1日に8時間使うものとして計算します。 【照明の電気代の計算式:消費電力(W)÷1000×電気料金単価(円)×時間】 HH-CG0834Aを1日に8時間使ったときの電気代:28.9÷1000×31×8=7.1672円 以上の結果から、主照明は1日に約7円の電気代がかかるとわかりました。金額が小さすぎてイメージしづらいため、1年間にかかる電気代に置き換えてみましょう。365日、毎日8時間電気を使ったとすると、1年間にかかる電気代は約2616円です。
間接照明を1日8時間使うと1年で約1267円かかる
続いて、間接照明の電気代を考えていきましょう。間接照明にもいくつかの種類がありますが、ここでは床に置くLEDフロアランプを例に挙げます。計算に用いるのは、ニトリのLEDフロアランプ「YP001FL」、消費電力は14Wです。主照明と同様に、電力料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会の目安に沿って31円/kWh(税込み)、電気は1日に8時間使うものとして計算します。 YP001FLを1日に8時間使ったときの電気代:14÷1000×31×8=3.472円 以上の結果から、間接照明(LEDフロアランプ)は主照明(シーリングライト)の半分程度の電気代に抑えられるとわかりました。365日、毎日8時間電気を使ったときにかかる1年間の電気代は約1267円です。