タミヤを堪能する秋のホビーイベント「タミヤフェア2024」レポート【達人のプラモ術<番外編>】
ツインメッセ静岡のホビーイベントというと毎年5月に開催される「静岡ホビーショー」が思い浮かびますが、もうひとつ秋のホビーイベント「タミヤフェア」を忘れちゃいけません。 【静岡プラモクラブ合同作品展示会で披露されたボトルシップ作品】 今年も「タミヤフェア2024」が11月16日(土)と17日(日)の2日間開催されました。北館・南館の両館で新製品の展示にRCカー・ミニ四駆のレースをはじめ、工作体験教室、静岡の模型クラブによる作品の展示、さらにはキット化した実車の展示、タミヤグッズ・製品販売コーナー等々、タミヤの魅力をたっぷりと堪能できるホビーイベントです。そんな「タミヤフェア2024」の魅力をレポートします。
会場ではさまざまな催しが
というワケで新幹線に飛び乗って一路静岡へ。到着したのは初日16日(土)のオープン間もない時間でしたが、この日は「ミニ四駆ステーション チャンピオン決定戦2024」や電動RCカーの「ワールドチャンピオン決定戦」が開催されることもあり、特設レース会場には多くのギャラリーが集まっていました。 達人がまず向かったのは新製品コーナー。会場発表、あるいは発売したばかりの新製品に注目です!
これは作りたい!話題の「1/48 ロッキードマーチンF-35CライトニングII」
達人的にいの一番(←古い)で注目したのが、先ごろ発表された「1/48 ロッキードマーチン F-35C ライトニングII」。すでに発売されているA型、B型につづき、艦上型であるC型がついに登場。これで1/48スケールでF-35の全モデルが揃いました。 空母搭載の機体ということもあってA型、B型とは別の機体と言っていいのがC型です。キットは折りたたみ機能を持つ主翼が差し替えで、展開時と折りたたみ時のどちらも再現可能となっています。また艦載機らしいダブルタイヤになり、太く堅牢になった前脚柱、機首右側面にある空中給油プロ-ブも展開/収納状態も選択式で再現できます。会場ではC型独自のギミックが詳しく解説されていました。『達人のプラモ術』では以前、B型を製作紹介しているのですが魅力的なC型も作らないといけませんね。