《首相になってほしくないランキング》1位は同数!「聞く耳を持たない」61歳と「中身がない」43歳
お次は「首相になってほしくない」議員のランキング。トップ5の顔ぶれは─。 5位は野田聖子(64)。 「政治力がまだ足りない気がする」(千葉県・56歳)、「配偶者に問題がある」(東京都・59歳)、「夫の存在。日本がどんな世の中になるのかわからない。好きならそれで構わないけど、首相になるのはまずい」(茨城県・42歳)、「夫が元指定暴力団員という事実だけでも次の首相にはふさわしくない」(東京都・55歳)と41票獲得。本人の資質はさておき、配偶者問題が多く挙がった。 「政治家としてのきっぷの良さもあって、しかも能力は高い。ただそれ以上に配偶者の存在が大きく、元反社と認識され、何かにつけ付き合いにくいことが生じます。総理になりたいという思いが人一倍強い人だけど、結果的に信頼できる仲間が増えません。派閥にも属してないし、推薦人集めに苦労し、なかなか総裁選に出る条件に達しない」(有馬さん)
「何を考えているかわからない」
4位は石破茂。 「ハッキリ物事を言わず、何を言いたいのか、何を考えているかわからない」(千葉県・46歳)、「外交があまりうまくない感じ」(千葉県・48歳)、「強権派の筆頭みたいな人が今の時期の首相になるのは危険」(埼玉県・56歳)、「話し方が回りくどくて行動力がなさそう」(宮城県・56歳)と、51票。首相になってほしい&ほしくない議員、双方での上位ランク入りとなった。 「昔から好きな政治家と嫌いな政治家は、たいてい同じ人物になりがち。38年と長いキャリアはあるけれど、そのぶん67歳という年齢がネックに」(有馬さん)
3位は高市早苗。 「性別上は女性でも中身は昭和ひと桁生まれの男のような人」(東京都・56歳)、「選挙のことばかり考えている発言で、国民のことを考えていると思えない」(滋賀県・50歳)、「違う党から議員になったのに、議員になったとたん自民党に鞍替えした人を信用できない」(奈良県・47歳)、「憲法9条を変えてほしくない」(福岡県・66歳)、「保守的なところが好きではない」(大分県・52歳)、「自民党の悪いところがそのままになりそう」(神奈川県・38歳)と、53票を獲得。 「3年前に初めて総裁選に出て、そのときは女性だから政治を変えてくれるのではないかと注目されました。でもアンケートのコメントにもあるように、女性を引き上げる社会づくりを訴えていないことが、この3年間でいろいろ見えてきてしまったのでは」(有馬さん)