空手交流会で200人が熱戦 直接打撃フルコンタクト制の優真会 沖縄空手の稽古法も 三重・四日市市
空手の交流会に約200人が参加=四日市市(三重テレビ放送)
沖縄空手の流れをくむ道場が主催する空手の交流大会が17日、三重県四日市市で開かれました。 空手道場を四日市市などで展開し、武道の振興や人材育成を図っているNPO法人「優真会」が、毎年開いている大会です。 17日は31団体から約200人の選手が出場し、年齢や性別によって24のクラスに分かれて熱戦を繰り広げました。 「優真会」は主に直接打撃のフルコンタクト制を採用していますが、空手の源流である沖縄空手の稽古法も取り入れ、17日は「剛柔流」武術家の外間哲弘さんも沖縄から大会にかけつけ、試合を見守りました。 外間さんは「空手を通じで人生学を学ぶ。社会にどう貢献するか。物の道理がわかる一つの道筋が武術やスポーツだと思う」と話していました。 また、この大会は障がい者支援も目的とし、コート横には障がい者就労支援施設を含めた4つのブースが並びました。 「優真会」理事長の古川尚樹さんは「日本武道の良さ、伝統文化を継承してほしい。大変な社会情勢の中で勝ち抜くバイタリティーや強い志を持って生きていってほしい」と呼びかけていました。 大会の収益金は、全て四日市市社会福祉事業振興基金に寄付されます。