夏の高校野球三重大会 来年から午前と午後に分ける2部制導入へ 熱中症から選手を守る
三重県高校野球連盟は12日、新たな熱中症対策として来年7月の夏の三重大会で、試合を午前と午後に分けて行う2部制を1回戦から導入することを決定しました。 夏の高校野球では近年の猛暑の影響で、熱中症の症状を訴える選手が相次いでいることから、去年から暑さ対策として、三重大会では5回終了時に10分間のクーリングタイムを設けている他、今年からは1球場で1日2試合の運営を始めました。 三重県高校野球連盟はこれらの対策に加え、来年夏の三重大会では試合を午前と午後に分けて行う2部制を導入することを決定しました。 第1試合は午前9時から、第2試合は午後3時半から行い、2部制は1回戦から実施するということです。 また、12日に開かれた三重県高校野球連盟の理事会で、来年春の選抜甲子園21世紀枠の推薦校には三重県立桑名工業高校が選ばれました。 21世紀枠は今後、東海4県の推薦校4校から1校に絞られ、来年1月24日に開かれる選考委員会で選抜に出場する2校が選ばれることになっています。