大河ドラマ「光る君へ」出演のDAIKI×WOOOLY株式会社“福祉業界でやりがいを感じる瞬間”は「人をつなぐ瞬間」
◆事業所同士の交流を重視する理由
ARISA:前回、飯牟礼さんから、スタッフが生き生きして働いているというお話を聞いたんですね。中田さんは、ウーリーだからこそできていると思うところや、ウーリーの良さをどういう風にお考えですか? 中田:事業所の「楽しく・温かく・柔らかく」という雰囲気づくりに、スタッフ一人ひとりが本気で取り組んでいると感じております。「こうではないといけない」というよりも、「こういうこともできるんじゃないか」という活発な意見交換がありますね。また、事業所が多いところも強みだと思うのですが、近くの事業所同士の交流も活発にあります。 利用者さんだけじゃなく、スタッフの働きやすさも大切にしています。普段から事業所同士が助け合う体制ができると、何かあったときも安心できるという面もあります。 僕は現場にいた身として強く思うんですけども、1つの事業所や決まった方と関わり続けると「支援はこうあるべきだ」という固定観念に陥りがちなんですね。いろんな事業者やそこに関わる人たちの話を聞くことによって、いろんな発想や知見につながり、職員の質の向上にもつながっていくと思っています。
◆ウーリーの1日の流れを紹介
ARISA:菊池さんがどのようなお仕事をされているか教えていただけますか? 菊池:埼玉県全域をマネージメントするエリアマネージャーとして働かせていただいております。仕事内容は、現場からあがってくるさまざまな声をどのように解決するのか、解決できない場合はどんな落としどころがあるのかを考えます。さらには職員のいろいろなコーディネートもさせていただいております。 ARISA:現場の利用者だったり、職員のリアルな声を一番聞かれている立場なんですね。ウーリーではどんなことができるのかを教えていただけますか? 菊池:各事業所によって大きく異なります。イヤリングやキャンドルといった自主製品を作ったり、あるいは仕事を受注してみなさんでやることもあります。受注してくるお仕事ですと、毎週違うものから1ヵ月続くものもあります。 ARISA:事業所によって作っているものは別々なんですね。1つの事業所では1つのものを作るイメージなのでしょうか? 菊池:流れとしては同じようなものを作っていくんですけど、最近では、午前中は受注したお仕事をして、残りの時間で自主製品を作るといった事業所も増えています。作ったものは各自治体で販売したり、事業所の玄関で購入できるところもあります。他には、土曜日に販売会をおこなうところもありますね。 ARISA:作ったものを直接買える事業所もあるんですね。ウーリーのなかには、カフェを運営されているところもあるんですよね? 菊池:そうです。さいたま市にあるウーリー与野本町のカフェが8月~9月にかけてリニューアルオープンいたします。ぜひいらしてください。