197cmの長身で明治大の空中戦を支えるLO田島 日本代表のエディー・ジョーンズHCは「もっと太れ!」と増量指令
今季負けた3校と3連戦の可能性 リベンジ狙う
田島は、卒業後はリーグワン・ディビジョン1の強豪チームで競技を続ける。リラックス方法は映画やドラマを見ること。好きな言葉は、所属したスクールのモットーでもある「前進」だ。 田島をはじめとした4年生は、残りは多くても3試合となった。12月22日に夏の合宿で逆転負けした天理大に勝つと、準決勝、決勝と対抗戦で敗れた帝京大、早稲田大と対戦する可能性があり、チーム内では「良いリベンジになる!」とモチベーションは高まっている。 大学生の最後の大会に向けて、LO田島は「今季の明治大のFWは弱いと言われているんですが、やっぱりFWが前に出ないとBKが前に出られない。FWが前に出てBKがトライを取るところを見てほしい。個人としてはラインアウトで相手に嫌だなと思わせたい」と腕をぶした。 昨季は大学選手権決勝への出場がかなわなかった田島だが、今季はFWの大黒柱の一人として大きく成長を遂げた。ラインアウト、そしてモールの中軸として、決勝の舞台に紫紺の「4」番を背負って立ち、「奪還」を成し遂げたい。
斉藤健仁