角田裕毅のレッドブル離脱にホーナー氏が“前向きな姿勢”「サポートチームに5年間も置くことはできない」「(引き留めは)理にかなっているだろうか?」
現地12月20日、RBが角田裕毅の相棒としてアイザック・ハジャーを起用することを発表。2025年の全20人のラインアップが決まった。そんな中、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナー氏が、角田をグループから放出する必要があるかもしれないと認めた。 【画像】米女子プロレーサー、リンジー・ブルワーのインスタ投稿を一挙お届け! 専門メディア『The Race』によると、ホーナー氏は「もしユウキに2025年に(レッドブルから)出場する機会を提供できなければ、(角田を引き留めることは)理にかなっているのだろうか?」と話し、「サポートチームにドライバーを5年間も置くことはできない。ユウキを常にアテンダントにしておくことはできない」と来季以降の角田の放出に前向きな姿勢を見せた。 一方で同メディアによれば、ホーナー氏は、角田が2025年に再びRBで良いパフォーマンスを発揮することで、レッドブル昇格のチャンスが巡ってきた際に候補に上がるほどの活躍を続けていることが重要だと話したという。また、角田と会話したというホーナー氏は「ユウキは(来季に向けて)確かに決意していると思う。この業界では物事が急速に変化することを理解しており、自分がドアをノックする人であることを示す必要があることを知っている」と来季の角田の奮起に期待した。 角田に対しては、今季RBと延長契約を結ぶ前にハースやザウバーが獲得に動いていたとされており、ホンダが2026年からPU供給を行なうアストンマーティンも移籍候補として名前が挙げられる。同メディアは今回のホーナー氏の発言が、角田が他チームへの移籍を真剣に検討する必要があることを知らせることになるため、他チームや角田の交渉に有利に働くと見ている。 構成●THE DIGEST編集部
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