参院選を前に論戦 「ネット党首討論」開催(全文3)うそを言ってもらっては困る
国民・玉木代表「週末の学童保育についてどう考えているか」
玉木:地域においてはインバウンドが非常に大事になってきています。そうすると、週末に働かなきゃいけないんですが、今、女性に話を聞くと、週末の学童がないんですね。ですから働きたくても週末出られないと。だからここの支援が国はまったく弱いです。あるいはないと言ってもいい。この週末の学童についてどう考えているかお聞かせください。 夏野:では安倍さん、お願いします。
自民・安倍総裁「しっかりと考えていきたい」
安倍:いわば週末が忙しくなった、これはまさにインバウンドが800万人から3000万人を超えたという結果なんだろうと、こう思います。その結果、地方の有効求人倍率は全て1倍を超えています。その中におけるさまざまな支援についてもそういう状況を踏まえて、われわれもしっかりと考えていきたいと思ってます。 玉木:ここは完全に。 夏野:申し訳ないんですけども時間がなくなってきましたので、この経済の問題は、実は日本、今、足元は好調であるものの、長期的に見るとまだまだ不安がたくさんあるということを今日の討論でも皆さんにご指摘いただいていると思います。ぜひ視聴者の皆さんも関心を持って経済のことを考えていただければと思います。 では次のテーマにいかせていただきたいと思います。
「憲法改正」をテーマに討論
馬場:2つ目のテーマはこちらです。憲法改正です。先ほど同様、まずは各党のお考え、90秒でお願いいたします。 夏野:このテーマは先ほどの順番とは逆に日本維新の会、松井さんからお願いいたします。
維新・松井代表「憲法審査会の開催を求めたい」
松井:われわれは憲法を改正する、その条文について、まずは教育無償化、そして憲法裁判所の設置、地方分権という形で、もう改正案を作り上げております。この改正案を審査会において真面目に審査をしていただきたいという思いで何度も憲法審査会の開催を求めてきておりますが、これはわれわれ以外の野党の皆さんが会議そのものを開かせないというような妨害活動をされまして、議論することすらできておりません。 憲法については、これ日本では一度も国民の皆さんが直接決定をする機会がなかったわけですから、改正するか否かについては、最終的には国民投票において国民の皆さんが判断をするということですので、この憲法改正をする発議をする中身について真面目に議論をする、そういう形をきちっとつくっていただきたいと、こう思っております。これはやっぱり一番は、自民党総裁であります安倍総理に本気でこの憲法審査会の開催を求めていきたいと、こう思っているところです。 夏野:では日本共産党、志位委員長お願いします。