これからの季節は涼しい富士五湖で遊ぶ! “富嶽七景” ゴルフ旅【山梨編】
富士山が世界文化遺産に登録されたのは2013年。今年、11年目を迎え、さらに観光地として注目度が高まっている。霊峰富士を“指呼の間”に仰ぎ見ながら、ゴルフが楽しめるコースと周辺の観光スポットを紹介。富士五湖周辺の標高は約1000メートルと夏でも涼しく、これからの時期にピッタリ! みんなのゴルフダイジェストでは、週刊ゴルフダイジェスト6月11日号に掲載されている「富士山ぐるり絶景巡り」の一部を紹介する。
富士五湖とは?
富士山麓の山梨県側に位置する5つの湖の総称。本栖湖、精進湖、西湖、河口湖、山中湖の5つで山 中湖以外は富士河口湖町にある。山中湖は自然流出する桂川(相模川)を持つが、それ以外は内陸湖で、本栖湖、精進湖、西湖はかつて「剗海(せのうみ)」と言われた大きな湖だったが864年の貞観大噴火で大量の溶岩が流れ込み分断されたもの。また本栖湖、精進湖、西湖の水位は常に900メートルのため湖水は地下で繋がっているとされる。「富士五湖」という総称は1927年富士急行の創始者・堀内良平により命名された。
五湖周辺 “富嶽七景” ゴルフ旅をご紹介!
①富士桜カントリー倶楽部 (18H・7645Y・P72) フジサンケイクラシックの舞台は高難度 富士山を背に河口湖を望む標高1000メートル、夏の平均気温23度で赤松、カラ松でセパレートされたコースは美しくも微妙な起伏とドッグレッグにより難度は高く、ゴルファーは技量を試されることになる。
葛飾北斎による河口湖 「冨嶽三十六景」
平安時代の貞観6年、貞観大噴火によってせき止められた湖。水深は最大71.1メートル。フジマリ藻の群生地で近年、絶滅種クニマスの生息が確認された。
②河口湖カントリークラブ ( 西:9H・3280Y・P36 /東:9H・3294Y・P36 /南:9H・3382Y・P36)
バンカーが巧みに配置され高い戦略性を誇る 美しい松林にレイアウトされたコースは「光と影の魔術師」と言われたロバート・V・ヘギーによるもの。東と西は2グリーン、南は1グリーンでそれぞれの組み合わせにより難度と趣が変化する。
病みつきになる山梨銘菓「桔梗信玄餅」
山梨の土産(菓子)といえば信玄餅。濃厚な黒蜜ときな粉のハーモニーが癖になる美味しさ。5個箱入り1077円、2個入りから20個入りまである。写真は6個入り1296円。