これからの季節は涼しい富士五湖で遊ぶ! “富嶽七景” ゴルフ旅【山梨編】
③富士クラシック (18H・7171Y・P72)
標高1200メートル、富士が間近に迫るインランドリンクス 奇才D・ミュアヘッドによるコースは葛飾北斎の「冨嶽三十六景」をモチーフにして造られ、各ホールとも個性的で、印象的なプレーが味わえるが、難度の高いインランドリンクスでもある。
入ったら二度と出られない魔界の森? 「樹海」
平安時代864年の貞観大噴火により湖がせき止められ森林も焼失。長い年月を経て広葉樹などの混合林となり面積は30平方キロメートル。迷ったら二度と出られないというのは都市伝説。
④富士レイクサイドカントリー倶楽部 (18H・6796Y・P72)
64年前、山梨県初の会員制コースとして誕生 富士山北麓の緩やかな起伏を最大限に生かし各ホールが巧みに配されている。なかでも1番は河口湖に向かって40メートル打ち下ろしていく豪快なホールで、左右のグリーンの間のバンカーには松が植えられ盆栽の趣がある。
⑤フォレスト鳴沢ゴルフ&カントリークラブ (18H・7000Y・P72)
標高1000メートルの爽快プレーを堪能 白樺、欅、松の自然林に囲まれ森閑とした中でのプレーになる。グリーン周りには巧みに配されたバンカーや池があり難度が高められているので、ゴルファーは気を抜くことができない。
⑥鳴沢ゴルフ倶楽部 (18H・7017Y・P72)
美しい佇まいがゴルファーの心を引き付ける 標高1100メートルの山麓に造られたコースは赤松、白樺でセパレートされ美しく、なかでも水面に逆さ富士が映る8番ホールは心に刻まれる。アウト、インとも最終ホールには池があり景観と難度を高めている。
クルマと飛行機マニアには必見スポット
クルマと航空機の博物館。実物の零(ゼロ)戦、隼、一式陸攻に加え、世界最初の車1886年ベンツ1号から日本に2台(最終生産数15台)という超レアなイタリア製スーパーカー“チゼータモロダーV16T ”やマニア垂涎のフェラリーGTBメルセデスベンツ300SLなどレアなスーパーカーも展示されている。 ●開館/8月1日~31日、10時~16時、 ●自動車館/1000円、飛行館/1500円、子供/500円
⑦富士ゴルフコース (18H・6419Y・P72)
昭和10年開場の山梨最初のゴルフ場 山中湖に隣接する緩やかな地形に造られたコースは山梨県最初のゴルフ場であり、戦前に開発された富士山麓のリゾートコースだ。洋芝が採用されているコースは白銀の富士とのコントラストが美しく印象的なプレーが約束される。
富士山と五重塔、桜とのコラボは印象的 「新倉山浅間公園」
冠雪した富士山と桜が同時に見られるスポットとして外国人観光客にも人気が高い。園内には650本の桜がある。駐車場は100台分あり無料 取材・撮影・構成/特別編集委員・吉川丈雄
週刊ゴルフダイジェスト