「伝説だよね!」知英(ジヨン)がKARA再結成を振り返って思うこと、ファンへの思い
2024年11月1日に、以前所属していた日本の芸能事務所と業務提携を結び、この冬から日本で再び活動することを発表し、今後の活躍に期待が高まる知英(ジヨン)さん。韓国の伝説のガールズグループ・KARAのメンバーとしての活動はもちろんだが、日本のドラマや映画で流暢な日本語を話しながら役を演じる姿も話題となった。 【写真】 現在30歳、今も変わらぬ存在感を放つKARA・ジヨンさんの撮り下ろし ここまでどのようにして日本語を上達させたのか? インタビュー前編【韓国から再上陸! KARA・知英(ジヨン)が日本語を流暢に話せるようになった理由】では、その過程や日本文化に興味を持ったきっかけを教えてもらった。後編では、日本のドラマに出演した際のエピソードや、デビュー15周年を迎えて2024年に電撃復活したKARAの活動を終えて今思うことなどをお伝えする。
日本のドラマでの一人七役は韓国でも評価された
取材にも100%日本語で対応。ネイティブに近い日本語を使いこなす知英さん。有村架純さん、坂口健太郎さんと共演した『連続ドラマW そして、生きる』(2019年)で、日本語を話せる韓国人ハン・ユリを演じたが、日本の俳優だと思っていた人もいたくらい、美しい発音だ。 「わぁ、そんなふうに言っていただけて嬉しいです!ありがとうございます。『そして、生きる』では、韓国から日本にやってきた女性を演じました。今振り返っても夢みたいだったと言いますか、我ながらよく頑張ったなぁと思います(笑)。 日本語は一生懸命勉強しましたが、日本人役を演じるにはまだまだなのは自分でも理解しています。日本で出演した作品のなかで特に印象に残っているのは、主役をやらせていただいた『オーファン・ブラック ~七つの遺伝子~』(2018年)というドラマです。この作品では一人七役で、シングルマザーや大学院生などを、韓国語、中国語、日本語で演じました。 秋田弁を話す役もあり、方言で演技をするのは初めてだったため、私にとってかなりの挑戦になりました。七役それぞれ、性格や生きている環境も違えば喋り方も違う。つい泣いてしまったくらい、ものすごく大変だった記憶があります。 でもその甲斐あって、観た方がものすごく評価してくださって。韓国でも多くの人が観てくれて、演技を褒めてくれました。それが本当に嬉しくて、ご褒美みたいに感じて、『やって良かった、頑張ってよかった!』と思いました」