天皇杯を制したサントリーサンバーズ大阪、ウルフドッグス名古屋と今月5度目の対戦。SVリーグ 男子第10節
「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」第10節。12月29日(日)30日(月)に、現在4位のサントリーサンバーズ大阪が、3位のウルフドッグス名古屋を、ホームのエディオンアリーナ大阪に迎える。
今月、両チームはすでに3度対戦している。12月7日に行われた第9節のGAME1では、WD名古屋がサントリーサンバーズに3-1で勝利し、連勝を11に伸ばした。第1セットはサントリーが高橋藍(高ははしご高)のサーブを起点に、ドミトリー ムセルスキーらが攻撃を決め、25-15で先取。
しかし、第2セットではWD名古屋がニミル アブデルアジズの強力なサーブや、傳田亮太のブロックで主導権を握り取り返すと、第3セットは終盤まで一進一退の攻防をWD名古屋が制する。続く、第4セットも山崎彰都のスパイクや、傳田のサービスエースでリードを保ち、25-19。セットカウント3-1で勝利を収めた。
翌日のGAME2では、サントリーがフルセットの末に勝利を収め、WD名古屋の連勝をストップした。この日はWD名古屋のニミルが、サーブの4点を含め36点。一方、サントリーのムセルスキーは2本のブロックを含め36点と、両エースが奮闘した。
第1セットはニミルの活躍で勢いに乗ったWD名古屋が25-19で先取。第2セットはサントリーが、小野寺太志のブロックを軸に反撃し、25-16で取り返した。そして、第3・4セットを分け合い迎えた最終セット、サントリーはムセルスキーの高さを活かしリードを奪う。WD名古屋もニミルを中心に粘ったが、サントリーが勝利を掴んだ。
そして、今月の第3戦は12月15日に行われた天皇杯の準決勝。この試合は1週間前に対戦した経験を活かしたサントリーが、3-0で勝利を収めた。第9節で苦しめられたWD名古屋の強力なサーブを封じると、ムセルスキーや高橋藍の高いスパイク決定率で得点を重ねると、WD名古屋のミスも重なり快勝した。