憲法、経済、党改革どうする?自由民主党総裁選挙に立候補した9氏の経歴・政策まとめ
9月12日に告示された自民党総裁選挙には、高市早苗(たかいち・さなえ)氏(63)、小林鷹之(こばやし・たかゆき)氏(49)、林芳正(はやし・よしまさ)氏(63)、小泉進次郎(こいずみ・しんじろう)氏(43)、上川陽子(かみかわ・ようこ)氏(71)、加藤勝信(かとう・かつのぶ)氏(68)、河野太郎(こうの・たろう)氏(61)、石破茂(いしば・しげる)氏(67)、茂木敏充(もてぎ・としみつ)氏(68)の衆議院議員9名が立候補しました。新総裁は9月27日の開票にて選出されます。 今回は党派閥の政治資金問題を受けた政治改革、物価高対策等の経済政策などが争点と考えられます。
日本列島を、強く豊かに。日本の力を今こそ結集する 高市氏
高市氏は1961年生まれ、奈良県出身、神戸大学経営学部経営学科卒業。松下政経塾で学び、1993年の衆議院議員選挙で初当選、以降通算9期当選しました。通商産業政務次官、経済産業副大臣、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策,科学技術政策,イノベーション,少子化・男女共同参画,食品安全)、総務大臣、自民党遊説局長、調査情報局長、広報本部長、政務調査会長等を歴任、現在は経済安全保障担当大臣、内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略、知的財産戦略、科学技術政策、宇宙政策、経済安全保障)を務めています。
国民の皆様が夢と希望を感じられる社会を、世界をリードする日本を創りたい 小林氏
小林氏は1974年千葉県市川市生まれ、東京大学法学部卒業。大蔵省(現 財務省)に入省後ハーバード大学ケネディ行政大学院に留学し、公共政策学修士過程を修了しました。財務省理財局、在アメリカ日本大使館に出向を経て退職。2012年の衆議院総選挙で初当選、以降4期連続当選しました。防衛大臣政務官、経済安全保障担当大臣、内閣府特命担当大臣(科学技術・宇宙)を歴任、現在は党組織運動本部 副本部長、科学技術・イノベーション戦略調査会顧問、デジタル社会推進本部顧問などを務めています。
人にやさしい政治、「仁」の政治を行っていく 林氏
林氏は1961年生まれ、山口県出身、東京大学法学部卒業。三井物産株式会社、サンデン交通株式会社、山口合同ガス株式会社を経て、ハーバード大学ケネディ行政大学院修了。1995年から参議院議員を5期連続で務め、2021年には衆議院議員選挙に鞍替え立候補し初当選しました。防衛大臣、内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)、農林水産大臣、文部科学大臣、外務大臣、自民党参議院政審会長、参議院副会長、政務調査会長代理を歴任し、現在は内閣官房長官、沖縄基地負担軽減担当大臣、拉致問題担当大臣を務めています。