すべてスウィーツのディナー⁉ 個室で密かに行われた『ザ タヴァン シークレットキッチン』に潜入!
アンダーズ 東京で不定期に行われる『ザ タヴァン シークレットキッチン』は国内外の著名シェフを招聘し期間限定でオリジナルディナーを提供する特別なポップアップイベント。6月に行われたその第4弾に参加してきました。
アンダーズ 東京の『ザ タヴァン シークレットキッチン』をご存知でしょうか。メインダイニング内のオープンキッチンを備えた個室で不定期に開催されるスペシャルポップアップイベントで、国内外の著名なシェフを招聘し期間限定でオリジナルディナーを提供します。 味はもちろんのこと、ユニークなコンセプトのもとに組み立てられた唯一無二のディナー体験ができることでじりじりとファンを増やしています。6月に開催された第4弾では香港のペストリーシェフ ジョアンナ・ユエン氏を迎え、“デザートにインスパイアされたディナー・エクスペリエンス”を提供。デザートがディナーって、いったいどういうこと? と、参加してみました!
グルマンに捧げる密かな饗宴
『ザ タヴァン シークレットキッチン』は、アンダーズ 東京のメインダイニング「ザ タヴァン グリル&ラウンジ」のプライベートルーム「キッチンテーブル」にて不定期に開催されるポップアップイベント。世界のグルマンが注目するシェフをゲストに招き、期間限定でオリジナルの特別メニューをふるまいます。 昨年10月に初開催し、過去には海外のミシュランスターシェフも登場、日本にいながらにしてその味を体験できる特別なチャンスとあってかなりのエクスクルーシブ感です。特徴的なのは、14人がけのロングテーブルでの会食スタイルであること。カップルで訪れふたりだけのラブラブアワーを過ごすのも一興ですが、ここでは食べることが大好きという共通の興味を持った人々との一期一会を楽しむこともコンセプトのひとつなのだそう。ひとりで参加しても、隣の人と意気投合しちゃうことだってありそうです。
第4弾の今回は6月14日から16日、20日から23日の7日間限定での開催。香港から招聘されたユエン氏はなんとペストリーシェフです。フィーチャーしたのは、“Unsung(知られていない)”で、あまり注目されることのない素材にスポットを当てるというもの。 メニューには「バナナ」「酵母」「真菌」「大豆」といった主原料だけが書かれていて、「なになに? いったいなにが出てくるの?」とメニューを眺めているだけでも隣の人と思わずざわざわ。アルコールとのペアリングをセットして臨みます。 1品目にはプラリネ入りのチョコレート……だけではなく、ドーム型のカバーを開けるとバニラやウイスキー風味のバナナムースの上にキャビアが鎮座。意外すぎるこの組み合わせですが、キャビアの塩気とバナナが合う! ペアリングのポートワインと一緒にいただくとワインの豊かな香りがぱぁっと口の中に広がり、バナナの独特な後味も感じられなくなるほど。やっぱりいきなりデザート、と思わせておいて、きっちり次のコースが楽しみになるスターターでした。