中村憲剛氏が川崎Fの大島僚太のプレーを絶賛「中盤に必要な要素を全て持っている選手」|やべっちスタジアム
【国内サッカー・Jリーグ 最新ニュース】DAZNのオリジナル番組『やべっちスタジアム』#172では、解説の中村憲剛氏が「今節のmini Football Study」で川崎フロンターレの大島僚太を紹介した。
久々の「Football Study」では、解説の中村氏が川崎Fの大島僚太を題材に紹介。中盤のコンダクターである大島の凄みを説明した。 雨の影響で前半終了時点で中止となった第28節の浦和レッズ戦。その試合で敵味方全員のを操る動きをしていたことに注目した中村氏は、基本的に大島が常に首を振って周りの状況を確認している場面を取り上げ、ビルドアップの際にFWの背後を取るポジショニングを取り続けているところが絶妙だと口にした。 そして、この場面では背後の選手の位置を把握し、プレッシングに来たところを逆手に取ってターン。瞬時にプレーを選択した中、「彼はギリギリまで複数の選択肢を持っている」と素晴らしさを伝え、視野の広さと技術の高さが備わっているからこそだと明かしている。 この場面を切り取り、敵の守備の陣形、プレスの掛け方、現在の状況を理解し、相手が一番嫌なスペースに走り込んでいることを称賛した。 また第26節・FC東京戦の2点目のシーンも紹介。最終ラインでビルドアップしているところから前線に駆け上がる動きを見せたが、この動きによってスペースが動くことで相手を引きつけることに成功しており、「相手選手だけでなく味方も操っている」と説明した。 最後に中村氏は「中盤に必要な要素を全て持っている選手」と絶賛。今後の活躍がさらに楽しみだ。