アダストリアの自社ECが名称変更、「ドットエスティ」→「アンドエスティ」に
アダストリアが、10月23日をもって公式ウェブストアの名称を「ドットエスティ(.st)」から「アンドエスティ(and ST)」に変更すると発表した。 【画像】アダストリア 木村治社長
「ドットエスティ」は、「みんなのSTyleと、人生のSToryを応援したい。」というテーマのもと、2014年にサービスを開始。2024年で10周年を迎える。 同社は、かねてより自社ECサイトで他社製品を取り扱う「オープン化戦略」を進めている。現在はランジェリーブランド「ピーチジョン(PEACH JOHN)」など8社9ブランドが出店しており、年内には「ワコール(WACOAL)」など15ブランドの新規出店が決定。同社の木村治社長は、「出店してくれたブランドの名前の後に『and ST』とつけることでストアの認知拡大を図っていきたい」と意図を説明した。 また、サイト名の変更は、新たな戦略を進めていくという意思表示でもある。これまではデジタル化を進めるといった意味合いを込めて「ドットエスティ」としてきたが、現在同社はECで注文したアイテムを店舗で受け取ることができるOMO型店舗を増やしている。今後更にこうした店舗を増やしていく姿勢を示す意図もあり、「ECサイトのリブランディング」としてサイト名変更の決断をしたという。木村社長は「サイト名変更を機に、更にスピード感をもってEC関連事業を伸ばしていく。将来的には『アンドエスティ』内でユーズド品を取り扱うCtoCサービスの展開も検討したい」と話した。