「どこに住んでいるの?」女子中学生に届いたDM…スマホめぐるトラブル避けるためにできること
メ~テレ(名古屋テレビ)
低年齢化が進むスマホデビュー。SNSなどをきっかけに、子どもがトラブルに巻き込まれるケースが増えています。子どもを被害者にさせないために、必要な対策を取材しました。 Q.1日にスマホを触る時間は 「2~3時間くらい」(小学6年生) 「寝るまでずっとやっているよね」(母親) 「時間が決まっているから、夜9時までって」(小学6年生) 「家に帰ってからは夜中までやっている。全部合わせると、10時間以上はやっている。ベッドに入った瞬間(触っている)」(小学6年生) 子ども家庭庁が去年実施した調査によると、10歳以上の小学生から高校生までの7割以上がスマホを使ってインターネットを利用していると回答しました。 このうち1日に平均5時間以上インターネットを利用するという回答が高校生で54%、小学生でも24%に上ります。
スマホの使用で予期せぬトラブルに…
子どもはスマホの使用で予期せぬ事件やトラブルに巻き込まれる可能性があります。 去年、SNSをきっかけに犯罪被害にあった小学生は139人。 警察庁の統計史上、過去最多だということです。 「課金はしてはダメと怒られる。してはダメなんだろうなと思っている」(小学6年生) 「SNS関連のアプリなどを(親から)制限されて、入れないようにして、(事件などに)巻き込まれないように線引きはしている」(中学3年)
家族間のルールでは防げないケースも
スマホの利用について、多くは、家族間のルールなどでトラブルを防いでいると思いますが、中にはこんなケースも―― 「TikTokで知り合った人に、個人情報を引き出されるようなDM(ダイレクトメッセージ)をされて、怖い思いをしました」(中学1年) 愛知県の中学校に通う13歳の女子生徒は、同じ愛知県に住むとされる人物から1日に何度もメッセージが送られてきたといいます。 「始めは『こんにちは』のあいさつで来るから、危険なのかとか怖いかは、よくまだ分からない状態。それから自分がDMをOKしたら、あいさつを1回交わして、そうしたらどんどん、どこに住んでいるのとか、個人情報を聞き出されるような感じにどんどん変わっていく」(中学1年)