野島裕史も大注目!進化した国内最大級のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン2024」 魅力を組織委員会委員長・栗村修が解説
◆改めて「ツアー・オブ・ジャパン」とは? 栗村修が解説
野島:栗村さんが組織委員会の委員長をつとめている世界最大級のUCI公認ステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」。今年は5月19日(日)からスタートしますが、初めてその存在を知ったというリスナーさんのために、改めてどんなレースなのか教えていただけますか? 栗村:「ツアー・オブ・ジャパン」は、国内最大規模の自転車のステージレースです。“ステージレース”というのは2日間以上、何日間にも渡ってレースをおこない、1日1日のレースも独立しているんですけど、最終的には全日の合計タイムを競うレースです。有名なところだと、フランスでおこなわれている「ツール・ド・フランス」がそうですね。 今回は5月19日(日)に大阪・堺をスタートしまして、その後1週間レースをしていきます。堺の翌日、第2ステージは京都(20日(月))。京田辺市と精華町で開催されます。その後は三重県・いなべ市(21日(火))、岐阜県・美濃市(22日(水))、さらには長野県の飯田市で開催される信州飯田ステージ(23日(木))と続き、24日(金)は静岡県・小山町で開催される富士山ステージ。 25日(土)は神奈川県・相模原市で開催される相模原ステージ。そして、最終日(26日(日))は東京ステージ。全8ステージ、日本を旅するようなレースとなっております。 野島:昨年、4年ぶりに従来の8日間8ステージに復活し、今年も無事フル開催ということでホッとしました。 栗村:2020年は新型コロナウイルス感染症で開催中止を経験し、その後2年間の縮小開催を挟み、昨年ようやくフルスペック開催に漕ぎ着けたのですが、今年は「ツアー・オブ・ジャパン」本来の魅力のひとつでもある“地域貢献”として、子どもたちに楽しんでもらう「TOJ キッズ」というコンテンツが5年ぶり、2019年以来の復活になります。これでようやく、本当の意味での正常開催という感じがしますね。