名古屋市・河村市長が定例会見1月31日(全文2)行動履歴の追跡「できる範囲でやる」
健康観察対象者数はどうやって出しているのか
日本経済新聞:日本経済新聞、【****00:43:54】です。先ほど冒頭の説明で、病院の中でもコロナが出て、患者を診るのが難しい状況になっているというような、そんなお話があったかと思うんですが、それは市内の病院でもそういうケースが出ているのか、何件ぐらい出ているんでしょうか。 河村:それは、市内の病院ではまだ出とらんのじゃないかね。ちょっと正確なところを。 木村:今、病院のほうで、濃厚接触者で通勤できなくなっている医療従事者の方がいらっしゃるのは聞いておりますけども、具体的にそれで、各医療機関のほうでコロナの患者さんが診れなくなっているというような具体的なものは聞いておりません。ただ、今の感染状況ですので、そうなる可能性は十分にあるなというふうに考えているところでございます。 日本経済新聞:それから感染者の行動履歴が追えなくなっているというところで、今日、これ、発表されているこの健康観察対象者の数っていうのは、行動履歴を追えなくなってたら、この数字って出せないんじゃないのかなっていうふうにも想像するんですけど、この数字ってどうやって出しているんでしょうか。 河村:追えなくなっとるわけじゃないですよ。直接、保健センターの職員さんが電話をかけて確かめるというのは困難になっとるいうことであって、感染したから電話してくださいということをやっとるわけですよ。 日本経済新聞:ただ、これって任意。 河村:はい、どうぞ。 木村:すみません、資料の下のほうにちょっと注釈を入れさせていただいておりますけども、1月24日の集計分からは、これまでのデータを基に推計数値を入れさせていただいておりますので、申し訳ございませんが、そこからはそんな形で上げさせていただいております。 河村:ということです。追っとるわけだけど、しょうがないですわね。
交通局の感染状況は把握しているか
日本経済新聞:いや、もちろん。 河村:物理的に、なかなか。それでも950人まで対応者を増やして精いっぱいやっとると。 日本経済新聞:あと、すみません、先ほど学校の感染状況は細かく教えていただいたかと思うんですが、先週、あおなみ線が減便というお話あったかと思うんですね。それに関連して、交通局、地下鉄とかバスとか、交通局のほうとかが、どれだけ運転手とかに感染者が出ているとか、そういうのって把握されていますか。 河村:それは事実で、あおなみ線で、運転手と、車掌さんとかいろいろおりますけど、あれは発病した人も出たんじゃなかったかね。違うっけ。濃厚接触者ですか。いうことで、ある程度、間引き運転をせざるを得んという報告は受けておりますけど、その後どういう対応をするかについてちょっと聞いとりませんが。 男性:今のお問い合わせは、ごめんなさい、あおなみ線ではなく市の交通局の話だと思うんですけれども。ごめんなさい、本日は交通局はいませんので別途。 日本経済新聞:先週、交通局に問い合わせたんですけど、運転手の方が何人感染したとか、そういう数字、分かっているけど公開はしないみたいな、ちょっと非常に、なんでしょう、情報公開に非積極的なんですね。 河村:感じ悪いね、それは。 日本経済新聞:ええ。その辺、市長として情報公開を積極的にするようご指示いただけないでしょうか。 河村:はい。それはノーグッドですわ、そんなの。特にそういう公共サービスに当たる人たちは積極的に公表せないかんですよ、そりゃ。しょうがないんだもん、そりゃ、感染してまったやつは。だからそう言っときます。指示という、おそぎゃあ言葉かどうか知りませんけど、そうしやと言っておきます。 【書き起こし】名古屋市・河村市長が定例会見1月31日 全文3へ続く