名古屋市・河村市長が定例会見1月31日(全文2)行動履歴の追跡「できる範囲でやる」
一部できなくなったことへの受け止めを
朝日新聞:を、ちょっと一部残念ながらできなくなってしまったということだと思うんです。そのお受け止めをお願いします。 河村:それはもっと徹底的にやればええけど、実際500倍ですか、20の、待てよ、10倍で200、100倍で2000。違う、もっとか。20人と1万人ってどういう。いわゆるそういう感染状況ですので、そこら辺のところは柔軟にやらざるを得ないということですわね、現実的に。相当細かくやりますからね。私も自分で体験しておりますけど、この経路観察というのは。だけどできる限り、やっぱりこれ基本ですので。ただ、しかしテレビなんか見ておりますと、あれですよね。いわゆる空気感染というか、オミクロンは。空気感染ではないのかと。あるいは飛沫。マイクロ飛沫とか言っていましたけど。空気感染だということになってきますと、これはこれで大変ですわね。結核と同じですか。結核より、インフルエンザと同じいうことですわ、要は。 朝日新聞:市長、質問していないことは結構なので。やはり地をはう努力っていうのをずっと誇ってこられましたけれども、事実上、難しいということで。 河村:いやいや、続けますよ、それは。
当局の発表と食い違っていないか
朝日新聞:いや、それだとプレッシャーになっちゃう。職員さんが、限度があるじゃないですか、できることに。 河村:いや、限度あるけど、やれる範囲においては市民の皆さんのために、パブリックサーバントですから、それは。続けますよっていうことで。 朝日新聞:いや、当局は行動履歴の追跡をしないと発表してるんです。食い違ってませんか。 河村:いや、食い違っておらんでしょう。だから今の特養だとか、そういうところはやっとるもん。いいじゃないですか。できる範囲でやると。 木村:すみません、今、特養等の高齢者施設と障害者の施設のところでは追わさせていただいておるというところでございまして、濃厚接触者への連絡は患者本人の人で、今。そういった意味では少し、今やれることということで、患者さん本人に、ファーストタッチということで、まず連絡をして、その後、待機していただくとか、状況の観察に注力しているというところでございます。 河村:それにしたって本人に電話かけて、当然ですけどね。本人には連絡して、感染者には。こういうふうで、なかなか手が回りませんので、ぜひ2日さかのぼって、どっかへ、カラオケへ行かれたとか居酒屋行かれたとか家族で会ったとかいうところへぜひ連絡してもらえんですかと、それで。というわけでしょう。 木村:はい。 河村:それは感染ルートの追跡とほぼほぼというか、若干変わっただけで、それはきちっとやるいうことで、同じじゃないですか、それ。 朝日新聞:取りあえず結構です。