G大阪MF山下諒也が移籍後リーグ初得点「ここまで長すぎた。ヘディングも良いですね」
◇明治安田J1リーグ第36節 G大阪4―3磐田(2024年11月9日 ヤマハ) 磐田アカデミー育ちのG大阪MF山下諒也が移籍後リーグ初得点を、プロキャリア初のヘディングで叩き込んだ。前半アディショナルタイムにDF黒川圭介のクロスをファーサイドから飛び込んで弾丸ヘッド。「ここまで長すぎた。自分の責任だけど練習で頑張り続けて良かった。ヘディングのゴールも良いですね」。1メートル64と小柄だが、おでこをポンポンと叩いてミートしたことをアピールした。 2点リードの後半22分にはDF半田陸の縦パスを受けて独走。華麗にネットを揺らしたが、これはオフサイドで取り消された。ただ「1点決めたら心もスッキリして、イメージが膨らむというか…体とイメージが一致したプレーができた」と手応えを強調した。 快速が持ち味で、ボールを持てばスタジアムが一気に沸き立つ希有な存在。主役の座は決勝点の坂本に「持っていかれましたね」と口にしたが「負けずに彼の存在を超えられるように頑張りたい。」と次戦へ目を向けた。5試合2得点を挙げている天皇杯の舞台で、11・23国立競技場でヒーローになれば良い。