内田恭子「夕日で輝く丸い展望台を見て体が熱くなり〈私は絶対あそこで働きたい!〉と思ったフジテレビ入社前。マインドフルネスとの出会いも同じで…」
2006年にフジテレビを退社後、フリーアナウンサー・タレントとして活躍。私生活では二児の母でもある内田恭子さん。現在は、認定MBSR講師の資格を取り、マインドフルネストレーナーとして活躍の場を広げています。そんな内田さんは、日本最大級の音声配信プラットフォーム『Voicy』で『内田恭子のゆるんでいきましょう』を配信中。その中から選りすぐりの話題をお届けします。今回のテーマは「マインドフルネスとのパッショナルな出会い」です。 【写真】マインドフルネスを行う内田さん * * * * * * * ◆私は絶対あそこで働きたい! 今回はマインドフルネスと私の出会いについて。皆さん、人生の中で「これ」というものに出会った時に、何か衝撃を受けたような、そんな経験はないでしょうか。 私は思い返してみると、「ピピピ」というのではなく、体の中から「わー」って、ものすごくアドレナリンが出るような、体中が煮えたぎって熱くなるような、そんな瞬間がたびたびあるんですよね。 例えば、学生の時に初めてフジテレビに行った時。 それはフジテレビに行った帰り、ゆりかもめに乗っている時でした。ちょうど夕暮れ時で、ゆりかもめの車窓から見たフジテレビ社屋の銀の丸い展望室が、夕日にあたってキラキラ輝いていたんです。 建物の中にいた時は、まだ当時は建物が出来立てだったこともあり、キレイだなー、広いなー、素敵だなーという印象を受けただけでした。 ところが、帰りの電車の中で、あの光る銀の玉を見た時に、体中から「わー」ってエネルギーが出てくるような感じがしまして、「私は絶対あそこで働きたい」って、その瞬間すごく思ったんです。 なんだか本当に不思議な体験だったのですが、ご縁があり、無事フジテレビに内定をいただくことができたのです。 人生の中で、そういったことってありませんか。それが何かにうまく結びつく時もあれば、「わー」っていうパッションだけで終わってしまう、という時もあるかもしれません。
【関連記事】
- 内田恭子「よく聞かれる〈マインドフルネスでネガティブ思考がなくなりますか?〉という質問。残念ながら答えは〈いいえ〉。その理由は…」
- 内田恭子「自身と向き合う《マインドフルネス》を学んだことで、余裕を持って子どもと向き合えるようになった。そして、もう1つの変化は…」
- うつ病の治療にも使われる「マインドフルネス認知療法」。瞑想で自分と向き合い、今の状態に気づく
- 大神いずみ「女子アナ時代、博多弁の〈ずんだれる〉を堂々と公共放送に乗せた私。〈言い間違え〉の類いを思い出して笑えるのって幸せだ」
- 小倉智昭「コレクション用の部屋を畳み、荷物を入れた自宅から妻と義母が出て行き…。一人暮らしで妻との仲がより親密に」【2024年上半期BEST】