大阪市・松井市長が定例会見12月23日(全文2)国の負担次第で布マスクいただくのもあり
市中感染の疑いはあるのか
司会:次の質問をお受けします。朝日新聞さん。 朝日新聞:朝日新聞の添田です。今のオミクロン株の、もしかしたら感染かもしれないという人たちについて、市中感染の疑いはあるんでしょうか。 松井:は、あります。 司会:次の質問をお受けします。共同通信さん。
アベノマスクの配布を希望するか
共同通信:共同通信の【ヒロヤマ 00:33:28】と申します。先日、岸田総理がアベノマスクといわれるマスクについて、有効活用をした上で廃棄すると表明をされました。厚労省に確認したところ、個人だけじゃなくて、自治体向けにも配布の希望を募る仕組みを今、スキームを作っているところだと。 大阪市さんにおいてはサージカルマスクだったり、不織布マスクは今現在、在庫はゼロというふうに伺っております。今現時点でマスクの配布を希望するかどうか、市長の考えをお伺いできますか。 松井:いや、費用負担がどれだけ発生するかです。負担、輸送料とか、そういうものを国が、これはしっかり国の負担であるということであれば、念のためにいただいとくっていうのは僕はありだと思ってますし、もう今の市場では不織布マスクが安価で、ずっと出回っていますから、やっぱりそういう、布マスクよりは不織布のほうがより感染リスクは抑えられるということですから。そもそも布マスクに対しての需要は低いですけども、腐るものでもないんで、これから先、各家庭で必要やといわれるところがあれば、そういうところにお渡しできるほうがいいとは思いますけどね。あのまま倉庫に眠らせておくよりは。あとそこからの費用がどの程度の負担になるかということだと思います。 共同通信:先ほど国が全額負担したらということでしたけど、一部負担の場合でも一応検討はされるんでしょうか。 松井:条件次第ですね。 共同通信:条件次第ですか。 松井:うん。だって需要ないのに、それをこちらで長年管理するということになると、こっちの大阪市の財政負担になります。ただ、安倍総理があの時点であれだけ、おととしのあの時点では、もうマスクがなかったわけですから。布マスクを製造されたというのを全否定するというのは、ちょっと違うと思います。 共同通信:ありがとうございます。