美容オタクの歯科医師が伝授! 10歳若返る“三大若見え要素”のひとつ口腔ケアとは?
歯科医・モデル・インスタグラマー、そして妻であり2児の母……さまざまな顔を持つ関有美子さん。現在は、家事育児をしながら、フリーの歯科医として歯の健康のアドバイスをしたり、芸能活動をしたりと多忙な毎日を送っている。そのなかで、欠かさず続けている“美の習慣”があるそう。現在の美貌は、その積み重ねの賜物!! 男女問わずにミドルエイジ以降でも美しくいられるのか!? 早速、聞いていきましょう。 【インタビュー写真】関有美子「歯・肌・髪を手入れすることで見え方が変わってくる」(撮影:古里裕美) ◇美容院の無料カットが目的でモデルの世界へ 学生時代から『AneCan』などのファッション誌で、読者モデルをしていた歯科医の関有美子さん。歯科医師を目指すという過酷な大学生活を送りながらも、美容に気を使い、そしてモデルという美の世界でもプロとして活躍してきた。 「じつは、大学生の頃はお金があまりなかったこともあり、無料で髪を切ってもらうのが目的で、サロンモデルや読者モデルをやっていたんです。 美容やオシャレは好きなのですが、大勢の前でドーンと出るのはどちらかというと苦手なタイプ。でも、読者モデルを続けているうちに、その世界の友達ができていきました。大学だけだと、どうしても医学部コミュニティだけになっちゃうので、彼女たちに会いたくて撮影に行っていました」 そして、モデルの活動をしていた理由はもうひとつ。それは、歯科医という資格のある立場ではなく、全く別のところで評価されるという刺激があったから。 「撮影に行くと、歯科医師の肩書きなんて意味がなくなる、というのも新鮮でした。求められているのはキレイであること。撮影現場って“あなたはキレイですか? キレイじゃないですか?”と、冷静にジャッジされる場所なんですよね。自分はまだまだと、身が引き締まりました。 歯科医師の世界では、それなりにオシャレに気を使っているのですが、そのレベルなんて……自分が無力化されたゼロ地点から、努力して認められなくてはならないと、自分を叩きなおす過程が刺激的で好きでした」 成績と資格がものをいう医師の世界。そして、医師免許が無力化されて美を基準に判断されるモデルの世界、この二つの世界を行き来するのが楽しくて、二足のわらじを履き続けてきた。 ◇コツコツ続ける美容貯金こそ効果的!! 医学部大学生とモデルの掛け持ちという多忙な毎日。それでも、美しくなるために努力を続けてきた関さん、どのようなことをしてきたのでしょうか。 「何事もコツコツと努力するタイプです。アラフォーになった今だから言えることなのですが、美容は継続がとにかく大事! “これはいいな”と思って取り入れても、大抵の場合、せいぜい数か月しか続きません。でも、年単位で続いてないと意味がないんです」 という関さん自身も、かつては、わずか1週間しか続かなかったことに手を出した経験もある。美容オタクだけあって、トライアンドエラーを繰り返しながら、さまざまな美容法にチャレンジしてきた。 「大学時代に付き合っていた彼氏が、いろいろと厳しいことを言う人で(苦笑)。“もう1個ニキビができたら別れるから。食生活とか気をつけたほうがいいんじゃない?”とか言われたことがあるんです。なので、お金を貯めて、大金はたいて、美容整形外科に行ってレーザーで取ったんです。 当時は美容整形外科に行くことが、周りのみんなに“えっ!”と驚かれる時代だったので、内緒で行きました。そのほかにも、ネットで調べて個人輸入で薬を買って試したり、セルフのダーマローラーを買って使ってみたら血だらけになったり……。プチ整形もイチ早く試しました。顎にヒアルロン酸やボトックスを打ってみたり……試行錯誤してました」 他人がやっていないことを! そんな気持ちもあり、巷で良いと言われていることはドンドンやってみようと、新しい美容法に挑戦していった。 「今でこそ、SNSなどでいろいろな情報があふれていますが、当時は今ほど情報が手に入らない時代でした。そういった日々を経て、よかったなと思うことは、自分自身の実体験を繰り返してきて、美容に関する知識が豊富になったことです。おかげで、自分に合うこと、合わないこともわかるようになりました」